一通り
何となくでもやってみたらできるものだ。
ただすぐに応用をしようと思ってはいけない、焦っては失敗しか積みあがらない。
だから、基礎をまずはするべきだ。
そういわれて育った、そんな俺だからこそ、まずは基礎を固めようと考えるようになったのは当然なのかもしれない。
この世界の基礎、といわれて想像するのは何か。
俺にとっては世界の成り立ちのようなものを漠然と考えた。
だからこそ、量子力学や宇宙の始まりといった方向へと学ぶ道を選ぶことは当然の結果だったかもしれない。
いますぐ、何か必要なのかと言われたら、きっと違うかもしれない。
でも何年後、何十年ごとなるかはわからないが、一通り基礎を学べたら、何か生み出せるかもしれない。
俺はそれに賭けてる。