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世界のつくりを説明する試み  作者: もりを
生命編
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2・生命の定義、って

2・生命の定義、って


カガクシャは神さまのエージェント(でなくば完全対立意見者)なので、論理という魔法の杖を振って、無味荒涼の地球環境から生命体を構築しなきゃならない。


それを、ここでは小生が試みる。


その前に、そもそも「生命体とは?」という定義を決めておく必要がある。


よく言われるのが、要素を煮詰めきった三つの条件で、すなわち


1・閉じた系である(細胞膜などに覆われて、外界から独立してる)


2・新陳代謝ができる(自分のからだを自分で維持管理できる)


3・自己複製ができる(自分とそっくりな形状の子孫を残せる)


というやつだ。


1の「閉じた系」は、自分の実体に皮膚という結界をめぐらせて、他人や水や風景などと同化させない、ってことなわけで、個体としての基本単位をひとまず保証するもの。


2の新陳代謝は、養分を能動的に摂取して主体的にエネルギーをつくり、生命活動のために消費する、みたいな意味で、要するに「自律的に生きてる証拠」と解釈すればいい。


上のふたつは、科学的にもわりと納得のいくプロセスの説明がつきそうだ。


最大の難関が、3の自己複製問題であることは間違いない。


自分のパーツをひとつひとつコピーして全体をそっくりに組み立てる作業はさほど難しくなくても、そんなパーツを総合させた複製体にも「複製体自身を複製させ、その複製体の複製にも複製をつくらせるように命じる機能」を盛り込む必要がある。


いやはやこう考えると、生命体の複雑さって、第一の条件からしてとんでもないものだ。


つづく

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