表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界のつくりを説明する試み  作者: もりを
天体編
57/117

17・ブラックホール、って

17・ブラックホール、って


重力崩壊に至るチャンドラセカール限界をはるかに超え、太陽の何十倍もある超巨大天体を想像してみて。


その質量たるや、途方もない。


そんな星の最期は、想像を絶する爆縮だ。


芯部には、全質量にのしかかられた圧力で、重たい重たい中性子の塊ができていく。


・・・と、ここまでは前回に見たプロセスだ。


ところがこの大質量星は、芯部に質量を集中させればさせるほど、のっぴきならないほどの強い重力源をつくってしまう。


その反動の超新星爆発で飛び去ろうとする陽子たちをも引きつけるほどに。


そんなわけで、超新星爆発は起きず、大質量は収縮をつづける。


芯が全質量を飲み込んでしまうまで、それはつづく。


果てしなく縮みつづける、とまで言っていい。


超巨大天体が、点になるまで、だ。


「点」の数学的な定義は、「大きさがなくて位置だけがある」というものだけど、言葉通りにその姿になる。


ビッグバンを思い出すかもしれないけど、あれは物質の吐き出し口だった。


今度は、飲み込み口の特異点だ。


この猛烈重力の穴こそが、ブラックホールだよ。


つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ