表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界のつくりを説明する試み  作者: もりを
宇宙編
36/117

17・中性子って

17・中性子って


クォーク・グルーオンプラズマ状態の特異点から、世界を開始するインフレーションが起動し、破壊的な核分裂(のような大爆発)を起こした、というタイミングだ。


ここから先はもう思考実験をするしかないんだけど、情報の断片で構成してみる。


質量の発生によって相対論的な時空間が開き、特異点が散開すると、密度と温度が下がる。


それに従って、超流体だった素粒子の固まりは相転移を起こし※1、(古典的表現を使うと)パウダリーになって集団からバラバラに独立する。


この際に、分散が大きな固まりから小さな固まりへと枝分かれしていったと仮定すると、最終段階で中性子の姿になる。


ここで、とんでもない事実を告白しなきゃならない。


中性子は、陽子と瓜二つなのだが(この二種類だけが原子核を構成できる)、中性子の方が少しだけ質量が重い。

思い出してほしいのが、中性子は電荷的に中性で、陽子は+電荷、って点だ。


0と、+1。


この差が、二種類の核子の質量差になってるんである。


つまり、中性子の中に、−1の要素が含まれてるんである。


その−1とは何か・・・?


察しのいいひとはもう理解できたと思うけど、なんと中性子は、お腹の中に電子(電荷−1)を隠して持ってるのだ!

電子!・・・それは、陽子、中性子とともに原子をつくり上げるもうひとりの構成員。


いや〜、驚きだよねえ、原子核の外周をめぐる電子(この構成が「原子」の形)が、まさか原子核の中にもいたなんて。


というわけで、ここから先がややこしい。


つづく


※1 氷が0度で水になり、水が100℃で水蒸気になる、個体・液体・気体の変態を「相転移」と言うが、宇宙創生時のこのイベントは、点が物質の様式に変わると同時に時空間の変異をも誘導したことから、「空間の相転移」と現象全部をひとからげにする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ