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世界のつくりを説明する試み  作者: もりを
宇宙編
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13・論理実証主義って

13・論理実証主義って


古代ギリシャの哲学者(=自然科学者)であるアリストテレスさんは、「この世界は、土と空気と水と火で構成される」と考えた。


アース・ウインド・ウォーター・アンド・ファイアー、というわけだ(あの黒人ロックグループもまたこの名前にしようしたが、長すぎるため、水の要素を抜いたらしい)。


アリストテレスさんは、自分の感覚を信じて「温度」と「湿度」を基にした世界の根本設計をしたのだ。


つまり、「乾くと土になり、湿ると水になる」「冷たいと空気になり、熱いと火になる」「その組み合わせのみで、万物は再現しうる」という単純明快な論理だ。


逆に言えば、感覚できないものは実在しなく、したがって目に見えない原子という最小単位も存在しなく、要するにすべてのものは連続的な造作を持ってるはずなのだ。


・・・この考え方と、彼の形而上学とのすり合わせがよく理解できないんだけど、まあとにかく、そういう考え方だったようだよ。


そして時は流れ、マッハさんからはじまる「論理実証主義」なんだった。


例の「目に見えるものだけが実在する」というやつだよ。


かく言うマッハさんの「音速」も目には見えないけど、ドップラー効果による音速突破の瞬間の衝撃波というものが実在するので(マッハさんが研究してたのは「音速」じゃなく「超音速」だった)、波の圧縮によって音速を特定した彼は、「ねっ?」とほくそ笑んだのだった。


要するに、「実験による観測をクリアしたものの実在は確定的」で「その検証に耐えないものの存在は無視していい」という考え方が、論理実証主義だ。


とすれば、場の量子論はいったいどんなことになるのか?


つづく

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