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世界のつくりを説明する試み  作者: もりを
宇宙編
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12・いったいこの世界って

12・いったいこの世界って


まったく、これは深刻すぎる問題ではないか。


波が観測によって収縮し、位置を持ち、その際にはじめて物質が実体を獲得するという「観測問題」に、ふりだしはあるのだろうか?


生まれたばかりの宇宙空間に、観測者は存在しそうにない。


観測できる者がいるしたら、それは絶対者、超越者・・・すなわち「神」だが、そんな絶対者が世界をあまねく観測して物質の実在が開始されるのだとしたら、そもそも波動関数の収縮に人類その他の観測は必要なくなる。


つまり、その頃には物質は存在せず(ついでにこの背理法は神が存在しないことも示すようだ)、ただ波があるばかりだったのだ。


ビッグバン直後、そこにはただエネルギーがあるのみだったのだ。


目に見えるものはなにもない。


逆に、何者かが目で見る際にはじめて目に見える形で姿を現すのが物質なのだから、これは堂々めぐりの迷路だ。


物質を存在させるには行為者が必要で、行為者を存在させるには物質が必要なのだとしたら・・・これはもう科学ではなく、哲学の問題になってくる。


波はいつ、どうやって、つぶの形式を得るのだろうか?


・・・ところで、音速を特定したマッハさんという人物がいる。


このひとはこう言う。


「目に見えるものだけが実在する」と。


つづく

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