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世界のつくりを説明する試み  作者: もりを
宇宙編
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10・時空間って

10・時空間って


物質を含む波のエネルギーは、最小単位の整数倍だ(つぶ状なので)。


その振幅には大きさが定められてて、中間の値を取ることがなく、ある数値から別の数値に、ぴょんっ!と飛ぶ。


これは言い換えれば、空間にも最小単位がある、ってことだ。


見てきたように、空間は素粒子のポテンシャルが特異点をゆがませてつくったものなんだから。


空間にも、刻んで刻んで刻みきった、「それより先がない」いちばん小さなパーツがあるんだね。


さらに、あらゆる波のエネルギーの数値が飛び飛びということは、その間の時間もまたつながってない、ということだ。


映画のフィルム一枚一枚の間が途切れてるのと同じ理由からだ。


時間が連続的じゃないなんて(つまりつぶ状だなんて)信じられないことだけど、これもどうやら本当のことらしいよ。


まったく、ぼくらの世界の根本原理ときたら、直感に反することばかりだ。


さて、ずっと後の世界でぼくらを構成してくれるはずの陽子たちは、宇宙空間のへりを外へ外へと開墾しながら飛びつづけてるんだった。


ちなみに、同素性で生まれた中性子たちは、たった15分の半減期しか与えられなかったせいで、大部分が崩壊して陽子に姿を変えてる。


生まれたてのこの頃の宇宙の全空域には、ほとんど均等な割り合いで水素原子核が配置されてたんだ。


エントロピーが最小値の世界って、なんて整ってるんだろう。


これをどんどんと散らかし、偏らせ、エントロピーを増大させて、極端な造形を進めていくぞう。


つづく

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