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世界のつくりを説明する試み  作者: もりを
宇宙編
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8・宇宙開闢(かいびゃく)って

8・宇宙開闢かいびゃくって


なにもないところに、ぴょん、とクォークが出現した。


ところがそこに、同時に出現(対生成)するはずの反クォークが・・・ペアで対消滅してくれるはずの相方である反物質がいなかったんだ。


これじゃ、表舞台から姿を消せない・・・というか、舞台裏にはけることができない。


こんな境遇のクォークが、どういうわけか舞台上におびただしく取り残された。


あなたは、物質を見たことはあっても、反物質は見たことがないはずだ。


反物質は実在するし、実験によってつくり出され、観測されてもいる、れっきとした実体を持つモノなんだけど、この世界では(物質と比べて)圧倒的に不足してるんだ。


どうやら「反物質との勘定が合わなくなった物質で満たされた世界」が、ぼくらのいるこの時空間のようだ。


というわけで、なにもないところに(時間も空間もないゼロ次元だ!)、そのときなぜかクォークが存在するはめになった。


こうなるとクォークは、三つ集まってチームをつくり、グルーオンの媒介でくっつく。


くっついてできた陽子(と中性子)は、ヒッグス粒子と相互作用して、質量を手に入れる。※1


質量あるところに、重力あり。


おびただしい陽子と中性子は、グラビトンと相互作用して重力を得、相対性理論を発動させる。


すなわち、時空間をゆがませはじめる。


ところが、ここに時空間はない。


逆だ。


このゼロ次元をゆがませて生まれるものこそが、時空間だったんだ。


つづく


※1 質量を手に入れるのはクォークで、順が逆だけど、このへんはわかりやすく物語仕立てにしてると思って許してちょうだい。

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