↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天使かと思ったら魔王でした。怖すぎるので、婚約解消がんばります!  作者: 水無月 あん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
40/156

テレパシー?

今日、2回目の投稿になります。

それと、まだ気になることがある。

「ねえ、なんで、デュー先生の魔力は、目に見えるのかしら? 見える魔力って、聞いたことがないんだけれど。もしや、ブルージュ国では、よくあることなの?」


やっと、心配からぬけだせた師匠が、

「そういや、そうだな。聞いたこともないなあ」

と、つぶやいた。


「いや、目に見える魔力は、わが国では、今は王である父と僕だけだ。他には聞いたことがない」


「えー!! それって、見せて良かったの? ブルージュ国王家、最大の秘密とかじゃないの?! 知ったら暗殺されるとか? あ、そうだ。見なかったことにしようか? 私、素早く忘れるのが、特技だから。安心して!」


プハッと、デュラン王子がふきだした。


「アディー、大丈夫だよ。殺さないから。魔力が目に見えること自体は、知る人は知ってるし、なんの秘密でもないよ。どんな魔力を持ってるかのほうが、重要だしね」


なるほど、良かった! 


師匠は、あきれた目で私を見ている。

「しかし、ほんとに、王女なのか? しかも、忘れるのが特技って、…なんだか、かわいそうになあ」


ちょっと、師匠! かわいそうって、なに?! すぐさま、忘れられるのよ! 立派な特技でしょう! 


あれ、ドーラさんが茫然としている。


「大丈夫? ドーラさん?」


ドーラさんが、はっとしたように、私をまじまじと見た。


「…あの、王女って? …もしや、アディーさんは、アデル王女様? しかも、デュー先生も、ブルージュ国の王が父って、…もしや、隣国の王子様なのですか? …そんな…私、どうしましょう」

よろめきながら、ベッドから降りようとした。


私はあわてて、だきとめ、ベッドにそっと押し戻す。

「いやいや、今日はただの助手のアディーと、医師のデュー先生ですよ。何も気にしないでくださいね」


「そうだ、そうだ。どっからどうみても、庶民だろ? こんな王女がいるか?」

師匠だ。


悪かったですね、こんな王女で。前世、庶民ですからね。


「それに、こんな男前で色男の王子がいるか? 頭もいい。いたら、完璧だろ。世の中、不公平すぎるだろ…」

師匠、語尾のテンションが落ちてますが…。


それにしても、デュラン王子と私へのコメントの差が激しいわね。

師匠には、一度、王女らしさが爆発しているところを見せないとね。

覚悟してらっしゃい! 


「そうだ、さっきも言ったように、熱はさがったけれど、ぼくの魔力で病気が治った訳ではないからね。ちゃんと、薬を飲んで、栄養のあるものを食べて、とにかくゆっくり休んでね」


そう言うと、ポケットから手帳をだして、なにやら書き、紙をちぎって、師匠に渡した。

「薬屋さんで、この薬を買ってきてもらいたいんだけど。このへんに薬屋さんある?」


「あるにはあるが…。この薬がそろうかどうか…」


確かに、ブルージュ国の薬とちがうかもしれないしね。

そうだ! ないものは、かわりの薬が何か王宮の薬師さんに聞いてみたらいいから、ロイドに頼もう。


「その紙、ちょうだい。ロイドに聞いてくる」

と、言った瞬間、


「およびですか? アデル様?」

ロイドが、あいたままの扉から顔をだした。


びっくりしたー! 


「ずっと、そこにいたの?」


「いえ、今、きたところです。ずっと、居間で子どもたちと遊んでいましたから」


「ちょうどのタイミングだよ。すごい偶然だね、ロイド」


「いえいえ、偶然ではありませんよ。アデル様が呼んでいる気がして、のぞきにきたんですから」


ええっ?! それって、テレパシー?! 

怖すぎるよ、ロイド…。


そして、師匠、なに笑ってるんですか? ここは怖がるところです!









1回目の投稿は遅くなり、2回目の投稿は早くなり…。時間が定まらず、すみません。

できる時にできるだけ、という感じで、やっております。今日、もう一話、いけたらいいな。

ブックマークしてくださった方、いいねをしてくださった方、評価をしてくださった方、本当にありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。