第2章で新登場した新型HUNTERについて & 第3章の予告
おまけです!
まずは、旧型を把握しておきます。
コードネーム:HUNTER(旧型)
通 称:白坊主、のっぺらぼう、白案山子 他
身 長:1.8~2メートル
体 重:20~30キロ
特 徴:
戦闘スタイルは完全な待ち伏せ型。
一見しただけでは出来の悪い人型のオブジェか着ぐるみにしか見えないため、道端や街中に置かれていても殆ど脅威に思われることは無い。
奇異の目を向けたとしても、避けて通るような警戒心を抱かせないことにより、ターゲットの接近を誘う。
細かな識別機能は持たないので無警戒で接近してくる者は全てターゲットと認識し、抱き着いて怪力で絞め殺す(圧し潰す)のが唯一の攻撃方法である。
基本的に二足歩行だが、足が円柱状であり、接地面も円柱の断面でしかないのでバランスが悪く転倒しやすい。
しかも、転倒した場合、起き上がるのに時間を要するなど機動力は無いに等しい。
用 法:
ターゲットが通過するルート上に予め配置しておき、最接近したタイミングで攻撃を仕掛ける。
というのが、旧型HUNTER。
では、新型HUNTERは?
HUNTER(新型)
コードネーム:ATTACKER
通 称:特になし
身 長:1.8~2メートル
体 重:70~90キロ
特 徴:
戦闘スタイルは積極攻撃型。
HUNTERとは外観は同じだが、スペックは別モノ。
移動速度と攻撃時の速度が大幅にアップしており、助走無しで4メートル以上の距離を飛べるほどのジャンプ力を有している。
よって、筋力量が増し、総重量はHUNTERと比較して倍加している。
そして、速度+ジャンプ力+重量による強烈な体当たりが主たる攻撃方法となっている。
聴覚器官を内蔵しており、音を頼りにターゲットを認識し攻撃することが可能なため、待ち伏せに特化していたHUNTERとは違い、先制攻撃や追撃も可能である。
さらにはエコーロケーションのような機能を備えているらしく、空間を三次元的に把握し、立体的な攻撃方法を用いることも可能である。
HUNTERで弱点だった直立時のバランスの悪さは、四足歩行を状態とすることで解消されており、連続攻撃が可能なほどに姿勢制御力もアップしている
用 法:
ターゲットの近くに転送すれば、後は自らの判断で戦闘を開始する。
と、いう感じです。
第3章では、こいつが主な適役になります。
物語は半年ほど先に飛びますが、こんな厄介な敵を迎え撃たなければならないミノルたちは必死で新しい戦術を考えることになります。
なんだかんだで、お嬢さま二人もチームに加わって頑張ることになりますので、何卒ご期待下さい。




