12.休日④
ジェーンとマリアと。
次の日の朝、僕は起きた。が、トイレに行ってまた寝た。
ノックの音がした。
「どちら様でしょうか?」
「ジェーンとマリアです」
「どうぞ」
「失礼します」
僕は半身を起こした。
「おはよう」
「おはようございます」
「って、2人とも私服やんか」
「似合いませんか?」
「とてもよく似合ってるで。2人とも綺麗やん」
「隊長って正直なんですか?口が上手いんですか?」
「正直なだけ」
「私達も私服姿は結構恥ずかしいんですよ」
「いつもの戦闘服も似合ってるけど、私服もいい感じ。なんだか新鮮やな」
「ありがとうございます」
「私服でも剣をぶらさげるんやね」
「当然です」
「まあ、当然と言えば当然か」
「私達は軍人ですので」
「で、今朝はどうしたの?」
「隊長を誘いに来たんです」
「何に?」
「これから遊びに行きますので」
「え?」
「外へ行きましょう、隊長」
「どうしようかなぁ」
「隊長」
「ん?」
「昨日、レナと出かけるところを見ました」
「それで?」
「レナとは出かけて、私達とは出かけられませんか?」
2人とも笑っている。
「レナは僕の部屋の掃除とかしてくれてたし…」
「あれって、デートですよね」
「デートなのかな」
「デートです」
「私達ともデートしてください」
「わかった。行くわ」
「着替えますか?」
「うん」
「じゃあ、私達は外で待っていますね」
「了解」
僕は着替えを始めた。まあ、悪い気はしない。
「お待たせ」
「今日はよろしくお願いします」
「どこか行きたいところはある?」
「昨日のレナとのデートコースで」
「え?」
「同じで」
「僕、2日連続で同じコース?」
「私達にとっては、初めてのコースですから」
「わかった」
「どこに連れて行ってくれるんですか?」
「まずは展望台」
「素敵ですね、行きましょう」
「嬉しいです」
2人は盛り上がっていた。僕も盛り上がるべきなのだろうか。
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