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12.休日①

休日。

 ロウが王宮に招かれた。すると3日だった休日が1週間になった。


 僕は2日間は眠り続けた。ひたすら寝た。ところが3日目に目が覚めてしまった。

 ロウと飲みに行きたいところだが、ロウはまた王宮に招かれて飲みに行けない。

 外へ出ようと思ったものの、1人だと出かける気になれない。誰か連れがいればいいのだが…。


 ノックの音がした。


「どなたですか?」

「あの、レナです」

「どうぞ」

「失礼します」

「どうかしたの?あ、今日は私服やんか。今日はお休み?」

「はい、今日はお休みなんです」

「そうか、良かったね」

「それで…」

「それで?」

「よろしければレンさんに王都をご案内しようかと思いまして…」

「案内?」

「レン様は護衛隊の時から王都にいらっしゃらないことも多かったので、まだ王都はよくご存じではないかと…」

「うん、王都のことまだよくわかっていない」

「そうですか」

「お言葉に甘えるわ。案内してちょうだい」

「はい」

「着替えるからちょっとだけ出て待っててくれる?」

「はい、外にいます」


「お待たせ」

「いえ」

「じゃあ、どこでもいいから連れて行ってや」

「レン様は、どんなところなら知っていますか?」

「飲み屋。要するに繁華街」

「それ以外は?」

「知らない」

「じゃあ、繁華街以外を案内しますね」 

「ありがとう、よろしく」

「はい」


「へえ、こういうところもあるんだ」

 展望台の屋上で、王都を見渡しながら僕は言った。

「どうですか?私はここから見る景色が好きなんです」

「ええやん。気に入った」

「退屈じゃないですか?」

「いや、この展望台を遠くから見たことはあったけど。登ってみると結構感動した」

「そう言ってもらえると嬉しいです」

「僕の住んでたノア地方には無かったなぁ、こういうところは」

「巨大展望台は王都にしかありませんから」

「ところで」

「はい、何でしょう?」

「次は食事にせえへん?」

「はい、じゃあ、食事にします」

「何かオススメの店とかあるん?」

「はい」


 目の前に、レナの笑顔があった。


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