12.次へ④
一時帰還。
僕らはロウ達の部隊と合流した。
「本部からの命令だ。一度、本部に帰って来いということだ」
「国境沿いを守らなくていいのか?」
「俺も気になる。だが、命令だから仕方がない」
「国境沿いの街や村がまた襲われるんとちゃうか?」
「しかし、捕獲したモンスターを王宮に運ばないといけないしな」
「しょうがないな」
「東部の駐屯部隊がもっと国境に近ければいいんだがな」
「ほんまや、国境を越えられても後手に回ってしまう」
「その間に国境付近の街や村が襲われることもあるんだよなぁ」
「仕方がない、王都に帰ろう」
僕達は何日もかけて王宮に戻った。
軍本部に着くと、僕とロウはすぐに本部に顔を出さなければならなかった。
「隊長、私も同行してよろしいでしょうか」
マリアが言った。
「ロウ、ええか?」
「構わないぞ」
「OKらしい」
「ありがとうございます」
「ロウとレンです。ただいま戻りました」
「入れ」
「失礼します」
「モンスターの捕獲、エラン川の調査、ご苦労だった」
「いえ、任務を遂行しただけです」
「2,3日、休め」
「その後は?」
「西部のミキヲ地方へ行ってもらう」
「モンスターの調査ですか?」
「そうだ。西国のホヨウとは中立関係だ。ルフラン軍のいる東部よりは楽だろう」
「はい、では西部へ」
「ロウにとっては遊学の意味もある。今後に期待しているよ」
「ありがとうございます」
「西部と北部が終われば昇進と次の任務が待っている」
「ありがとうございます」
「自爆君も頑張ってくれ、早く5千人長になりたいんだろう?」
「はい、頑張ります」
「少しよろしいでしょうか?」
マリアが口を挟んだ。僕もロウも含めて全員が驚いた。
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