表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/375

6.エランの日常⑥

モンスター対護衛隊員。

「こんな化け物が出てくるのもエランの日常ですか?」

 僕が言うと。

「いや、なかなか無い。そもそもスライムと魔人が共闘することが珍しい」

と、シュウが答えてくれた。

「まずはスライムを狙う。それから魔人だ。まずは魔法攻撃。スライムを退けたら魔人に物理的攻撃だ」

 リーが言った。

「まずは俺たちがやる」

 アベル、アラン、アレクサンドルの3人が馬から降りて地面に手をついた。地割れが起きた。モンスターが地割れに吸い込まれる。モンスターが吸い込まれると地割れが元に戻った。

「これで封印出来ればいいのだが」

アランが言った。

「あ」

地面から手が出て来た。ゆっくりだが、魔人は地中から這い出してきた。

「地中に埋めても無駄だったか」

アレクサンドルが悔しそうに言ったが、リーは違うことを言った。

「スライムが地中に水分を奪われて剥がれかけているぞ、攻撃を続けろ」

 ランが火炎柱、レイラ、シュウ、ウェイが火炎弾を放つ。スライムが蒸発していく。

「宙から攻める」

 フーが再び舞い上がろうとした。

「僕も乗っけてくれ」

僕はフーの背中に乗った。二人で宙を舞う。魔人の頭上から攻撃する。

「紅蓮剣」

 フーと僕は剣に炎をまとわせた。物理的攻撃と魔法的攻撃の両方を同時に行う技だ。戦士高等専門学校出身者ならほとんどの者が出来る技だった。

 魔人の首は僕とフーが切り落とした。スライムは、他の面々で無力化してくれた。

 首を失ってまだ歩く魔人に、リーとシュウが槍と剣でとどめを刺した。

「攻撃やめ。回復班、スライムと魔人が生きていないか確認を」

 ユーリ達が、魔人とスライムが蘇らないか検証を始めた。

「火事の次はモンスター、偶然にしてはできすぎているな」

 シュウが言った。

「まだ何の確証も無い。邪推は辞めよう」

リーが答えた。

「国境付近ならともかく、こんなところでモンスターに遭遇することが元々ありえないんだ」

 レイラが解説してくれた。僕はただ、

「そうなんですか」

と答えた。

「スライムも魔人も復活はありえません。大丈夫です」

ユーリが調査報告をした。

「レンさん、馬は回復させましたよ」

「ありがとうございます」

 僕は再び自分の馬に乗った。馬に愛着がわいた。

「よし、帰還する」

 僕たちは帰路についた。

 ★メッセージ、コメント、評価、感想、レビュー、ブックマーク等よろしくお願いいたします★

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ