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6.エランの日常⑤

モンスター登場。

「リー隊長、シュウ副隊長、正面にモンスターがいます」

 僕は大声で言った。明らかに僕はビックリしていた。甲高い声を出してしまった。恥ずかしい。

リーとシュウが前に出た。

「俺たちに対して敵意はあるのかな?」

「レン、近寄ってみてくれ」

「はい」

 僕はゆっくりと馬を歩かせた。なるべく相手を刺激しないように。

 でも、魔人は僕に火を吹いてきた。スライムは溶解液を吐いてきた。

 どちらも僕は避けたが馬の頭部が火と溶解液を浴びてダウンした。僕は走って皆の所に帰った。

「こちらに対して敵意があるようです」

「全員戦闘態勢」

 リーが言った。

「スライムには物理的攻撃より魔法攻撃、魔人には物理的攻撃をするように」

 皆が馬でモンスターに近づく。僕だけ徒歩だ。

「乗れ」

フーが後ろに乗せてくれた。

 アベル、アラン、アレクサンドルの3人が魔人に突っ込んでいった。巨漢のアベルが正面から戦斧を振るって魔人の腰に打撃を与えた。緑色の血が噴き出した。アランとアレクサンドルがアベルの背後から飛び上がり、それぞれ矛と槍で魔人の首筋を突き刺した。

 ランがスライムに火炎の柱で攻撃した。スライムは特に火に弱い。レイラも火炎弾を放った。レイラに火炎弾を教えたのは僕だったが、僕よりも上手に炎を操っていた。

 シュウが魔人の脇腹を斬った。素早い連撃で一カ所を集中して斬った。

 ユーリ達回復魔法班は後方で待機している。

「レン、俺たちの出る幕が無いな」

「突っ込めや」

 僕を乗せたフーの騎馬が巨人の方に突入する。

「魔人の方に行くんかいな」

「先に倒した方がいいだろ?」

「馬は任せる」

 フーが舞い上がった。僕は慌てて手綱を握った。フーは空中から魔人の頭を連撃する。

 僕も魔人に突進して大剣を魔人の脇腹に突き刺した。

「フオー」

魔人が吠えた。

 すると、スライムが魔人にくっついた。スライムを身にまとった魔人が誕生した。

僕たちはいったん馬を馬車までひいた。


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