表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/375

5.風③

思わぬ味方。


「貴殿は何者か?」

 ワンタンが問いかけてきた。

「第3王女ソフィア様の護衛兵だ」

「なんと、それは貴重なご縁」

「何が?」

「是非、ソフィア様の兵として仕えたい」

「山賊が何を言うてるねん」

「我々は元々、オリヴェルによって失脚させられた貴族の私兵だった」

「そうだったのか」

「だから、オリヴェルの財産を奪っては貧民に配っていた」

「で、また兵士になりたいの?」

「ソフィア様ならお仕えしたい」

「我々では判断が出来ないからついてきたらいい」

「ありがたい」

「1つ約束してほしい」

「なんだ?」

「女性のいるときに“かまいたち”はなるべく使わないように」

「わかった」

 レイラが何か言いかけたが、言うのをやめたようだった。

「じゃあ、ついてこい」


「採用しましょう」

 ソフィアは即決だった。

「あなたを含めて39人ですね」

「いえ、そこでお願いがあるのです」

「何でしょう?」

「昔の仲間も呼びたいのです」

「総勢何名くらいになりますか?」

「100人です」

「招集を許可します」

「ありがたき幸せ」

「ソフィア様、よろしいのですか?」

 リーが確認した。

「ここらを治めていたのはラップ侯爵です」

「そうです。そしてラップ様はソフィア様のお味方でした。ですから、ソフィア様ならお仕えしたいと思っております」

「ラップはかわいそうでしたね」

「はい、館も失い狭く古い部屋で病死しました」

「ラップは信用が出来ます。ラップの信頼した部下なら信頼できます」

「でも、弱いですよ」

 と、僕。

「きっと、心は強いでしょう」

「なるほど」

「これからは毎日修練してもらう」

 リーが言った。

「少しずつでも強くなってくれ」

「わかりました」


 一応、味方が増えた。さい先の良いスタートだったかもしれない。 


 ★メッセージ、コメント、評価、感想、レビュー、ブックマーク等よろしくお願いいたします★

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ