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【祝! 107000PV突破】ファースト ファンタジー  作者: 崔梨遙
第6章 セカンド ファンタジー フビジの初陣
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セカンド ファンタジー (第2章 第1話)

出逢い。

 夜が明けた。


「フビジ姉様、ちっとも眠くないですね」


「そうだな、ワクワクしている」


「男性陣はどうかしら?」


「楽しいなぁ」


 と、ケイジ。


「軍規違反にドキドキです」


 と、ギルバート。


「ギルバート、楽しまなきゃ損よ」


 マリーはとても上機嫌だ。


「マリーが1番楽しそうだな」


「旅に憧れていましたから」


「そうだったのか」


「でも、出来ないと諦めていました。夢が実現して嬉しいです」


「旅に憧れていたのか?マリーみたいな優等生が」


「優等生は関係ないですよ」


「昼には1番近い街に着くだろう。着いたら食事にしよう」 



 森にさしかかった。


「この森を抜ければ街だ」



 森の中。木漏れ日がキラキラしている。


 そこで、


「待て!」


 声がした。


 振り向くと10人くらいの男がいた。


 一目で盗賊とわかる。


「マリー、盗賊でも退治しようか?」


「はい、お姉様」


「言ってくれるね、俺達に勝てるかな」



 勝った。


 5分もかからない。


 フビジ側に損害は無かった。


「こいつらどうします?」


 と、ケイジ。


「街まで行って、駐屯兵に渡そう」


 10人を縛ってケイジとギルバートが引っ張りながら馬を歩ませる。


 

「誰だ!?」


 フビジがナイフを投げた。


 ナイフは木に刺さった。


 木の陰から馬に乗った男が現れた。


「何者だ?」


「フィリップ」


「何をしている?」


「旅の吟遊詩人だ」


「そんな所で何をしているかを聞いているんだ」


「盗賊とあんた達を見かけて」


「それで?」


「助けて礼金をもらおうと思って見ていた」


「それは残念だったな」


「ああ、あんた達があんなに強いとは思わなかった」


「私達に関わっても良いことは無いぞ、あての無い旅だ」


「そうでもない」


「何?」


「あんた達は金持ちだろう?」


「何を根拠に」


「剣や馬など、見たら金持ちかどうかはわかる」


「そうでもないが、これからどうする?早く去った方がいいぞ」


「いや、しばらくあんた達についていく」


「ついてきてどうする?」


「活躍して礼金をもらう」


「金持ちが好きなんだな」


「金持ちが好きなんじゃない、金が好きなんだ」


「正直だな」


「ああ」


「好きにしろ」


「それでは好きにさせてもらう」


「ちょっと待ってくださいフビジ様」


 ギルバートが慌てた。


「こんな流れ者を仲間にするんですか?」


「問題があるか?」


「信用できません、盗みをするかもしれません」


「俺は礼金はいただくが盗みはしない」


「それが信用できないんだ」


「私達が隙を見せなければいいんだ」


「それはそうですが…」


「俺も元盗賊だぞ」


 ケイジが口を挟んだ。


「それに俺もこいつは気に入らない。だが、フビジ様の決定には逆らわない」


「ギルバート、いいではないか。こいつは面白い」


「わかりました」



 フィリップを最後尾に、一行は再び馬を歩ませた。


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