21.反撃⑦
ホヨウ統治。そして…。
王都ではテロリストが爆破作戦や暗殺計画などを企てた。
カエデが全て事前に状況を把握して対応をした。警察業務はカエデが担当していた。
やがて、王都を始めホヨウ全体がイロハの統治を認めるようになった。
トシは最初に略奪や暴行を厳重に禁じていた。そして税の見直しなど国民のためになるような政治をしている。
そういったことが積み重なって、ホヨウは真にイロハを受け入れた。
「すっかり平和になりましたね」
僕が言った。
「良き政治をしようとしていることが伝わったのかな」
トシが答えた。
「おそらく」
「それなら、よかった。ノブ様に良い報告が出来る」
「街を歩いても警戒されることもなくなりました」
「このまま平和であるようにつとめよう」
「良い国になりますね。きっと」
「うむ」
僕達も治安維持活動をしなくてもすむようになった。なので待機の日々になった。
そんな時、リーからの伝令が来た。
「至急、兵を集めてエラン城に集結せよ。王都を奪還する」
ということだった。
「という訳で、予定より早くなりましたが援軍をお願いしてもよろしいでしょうか?」
僕が言うと、トシは初めて困った顔をした。
「援軍に5万をまわそうと思っていたのだが、まだホヨウの統治が盤石ではないので3万でよいか?」
「助かります。よろしくお願いします」
「3万で良いのか?では、3万を。あと、キヨマサとカエデはこちらに置いておきたい」
「誰が率いますか?」
「そちらの武将に率いてもらいたい」
「そうなると、言葉の通じるセリアですね」
「そうだなぁ」
「では、セリアの指揮下ということで3万の兵をお借りします」
「武運を祈る」
「ありがとうございます」
僕達は、早速翌朝エランへ向かってホヨウの王都を後にした。
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