表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
171/375

※挿話ーーそれぞれの想い⑤

ミー。

 次はミーだった。


「ミーはロウを崇拝していたんやろ?」

「はい」

「いくらロウが“自分がいなくなったらレンを頼れ”と言っていたとはいえ、僕の側室になろうとまで思わんやろ?」

「そうですね」

「じゃあ、なんで僕らはこうしてるの?」

「私もレン様を好きになったのです」

「どこを?」

「ふふふ、教えてあげません」

「意地悪」

「冗談ですよ」

「教えてくれる?」

「例えば、部分自爆です」

「部分自爆で僕に惚れたの?」

「はい」

「なんで?」

「いくら戦場でも、自分の片腕を吹き飛ばす人はそうそういませんよ」

「僕は、アホやからな」

「いえ、自分が傷つくことを怖れないレン様は恰好いいです」

「そうなん?」

「はい」

「そういうものかな?美化してない?」

「美化してるつもりはありません」

「そうなんかな」

「それに、レン様はいつも飄々としています」

「そうかな」

「風みたいです」

「風かぁ、なんか頼りないな」

「そういう意味ではないですよ」


 ミーが笑った。


「で、風みたいな僕がどうしたの?」

「好きなんです」

「どうして?」

「レン様の魅力の一つです」

「そうなん?」

「はい、神秘的です」

「ありがたい解釈やな」

「そういう訳で、ロウ様のお言葉だけでこうしているわけではないですよ」

「僕のこと好き?」

「はい、大好きです。飄々としているのに、真剣で、真面目で、熱意のあるレン様が大好きです」

「ありがとう」

「これからもよろしくお願いします」

「こちらこそ」

「シーはどう思っているのかな?」

「シーに聞いてください」

「教えてくれないの?」

「教えません」


 ミーがまた笑ってくれた。


 ★メッセージ、コメント、評価、感想、レビュー、ブックマーク等よろしくお願いいたします★

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ