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18.決戦①

決戦の始まり。

 早朝、会議があった。最終的な打ち合わせ。

 今、東方にはルフラン軍が約10万、西方にはホヨウ軍が約8万。

 

 東方はセリア、ライ、エイミー、そして僕などが約6万の軍勢で立ち向かう。

 西方はシュウ、シロー、フーなどが約4万の軍勢で立ち向かう。


「もう、援軍は無いと思え」

 ブライトが偉そうに言っていた。

「兵力のほとんどを城外に出す。中に入られたら負けるからな。この作戦は、敵を中に入れない前提の戦いだ」


「西方の象部隊はドラゴンで対応する」

「東方のモンスター部隊と死体部隊もドラゴンで対応する」

 司令長官や参謀が簡単に言う。


「全員、配置につけ。銅鑼が鳴ったら第一陣のドラゴン部隊が突撃する」 


 要するに、象部隊とモンスター&死体部隊をそれぞれ前衛にいるからドラゴンで一掃。それから敵の中陣に突撃。中陣を突き破って後陣まで突き進むという作戦だった。正攻法であり奇策は無い。しいていえば、ドラゴンを使うということが奇策かもしれないが。


 銅鑼が鳴った。

「ドラゴン、突撃」

 

 東西それぞれ3体ずつのドラゴンが先陣を切った。


 西方は象部隊の撃破にとりかかった。

 シュウが中央、シローが右翼、フーが左翼。


 真っ向から突撃した。

 象は大きい。だが、ドラゴンはそれよりもはるかに大きい。

 ドラゴンに怯えて暴れる象もいる。

 火炎の一吹きで何匹もの象が倒れる。

 いい感じだ。

 じっくりと時間をかければ一掃できる!3人は“勝てる”と確信した。

 火炎だけでも充分かもしれない。

 象部隊も撤退したがっている。ただ、撤退したら負けると思っているので撤退しない。

 それなら、こちらも根気よく蹂躙すればいい。

 象部隊が突進して来ても受け止められるドラゴンだから、ドラゴンも騎手も何も怖くない。

 ただ、降ってくる矢をよければいい。

 しかし、戦場は広い。端から端まではかなり広い。広さに対しては苦戦する。その広さをフォローすることは出来ない。


 象部隊が動いた。ホヨウ軍の中陣も動いた。突撃してくる。


 ドラゴンを無視する作戦にでたのだ。


 ホヨウの軍団、騎兵、歩兵が次々にドラゴンの横をスルーして王都の城壁へと向かう。

 城壁の前には、騎兵、歩兵、約5万人が立ちふさがる。


 カルデアの騎兵隊が動いた。ホヨウの騎馬隊とぶつかり合う。象部隊の生き残りも加わっている。

 歩兵はまだ動いていない。


 イリア達が奮戦している。

 イリアは2刀を自在に操って敵兵を薙ぎ倒し続けた。すると、敵将の1人を見つけた。豪奢な甲冑。将軍級なのは間違いない。

 馬を操り、近づいていくが邪魔が入る。雑魚の騎兵。1人ずつ薙ぎ倒していった。

 そして、ようやく敵将の正面に辿り着いた。

「誰だ?」

「イリアだ、覚える必要は無いぞ、すぐにお前は死ぬからな」

 一太刀で、イリアは敵将を袈裟斬りに倒した。イリアは馬から降りて敵将の首をはね、掲げた。

「敵将、討ち取ったり」

 

 歓声があがった。 


シローはイリアの活躍を見て、微妙な気分になった。

 (俺も手柄を立てないと頭があがらなくなるなぁ)と思った。


 シュウは決断に迫られた。シュウの出した結論は、

「ドラゴンは後陣へ突撃!」

だった。


 戻っても乱戦。ドラゴンを使いにくい。それならば、敵の大将がいそうな後陣に突入した方が良いと判断したのだ。

 敵将の首を落とせば、城壁付近で戦っているホヨウ兵も逃走するはずだ。シュウはそう考えた。


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