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宮廷からの花嫁修業で、最近は初雪先生の授業時間が短くなった。やっぱり初雪先生の授業が好きです。初雪先生は優しいな性格で、厳しい説教はしない。私が何か間違っていたら、初雪先生も普通に正しい方法を教えてくれた。宮廷の先生は、私がミスをするたびに、皇太子妃になる覚悟などを言っていました。私は、最初からそんな覚悟はなかった。私がミスをするすぎたからといって、皇太子妃の資格をとりけしことはできますか?
やる気がなくて父に叱られた。
最近ストレス源も多すぎる……疲れ以外はもう感じられない。7歳の女の子にこんな経験をさせるなんて、考えられない。
皇太子さまとの結納式を終えて、やっとひと休みできるほどの余裕ができました。
皇太子さまとの結納式では、重い礼装と冠を身につけてお参りします。皇太子さまも同じかもしれません。二人ははるかに向かい合って、国運の象徴である石柱に向かって歩いた。表情はよくわからないが、皇太子さまは婚約を前ほど嫌していないような気がした。
皇帝や宰相の圧力で、婚約破棄を断念したのか……
初雪先生は結納式に興味を持ち、詳細を聞いてくれた。
「それは、そんな場面を見る機会がなかったからです。豪華でしょう」
「そんなことはない。実際はただの占いのようなシーンです。婚約しただけだから」
「でも、皇太子さまとの婚約ですよ。偉大な人物がたくさんいるだろう」
確かに!私の出身だから忘れがちですが、実際に結納式を訪れる人の大半はこの国の柱でしょう。すべてが重要な存在。彼らの1つの簡単な命令は、国の人の生死を決定することができます。
彼らの前では、私はどんなにちっぽけなことか。私はただの婚姻手段です。
まぁ、いいや。そんなこと考えないで。
紫玉にすき焼きを用意してもらった。冬は暖かいものを食べますよ。ちょうど初雪先生もいて、食べると赈やかです。
「お嬢さんは火鍋を食べるつもりですか?」
初雪先生は喜んでいるようだった。
「そうです。しかしこの季節には旬の野菜はあまりなく、秋に収穫したときに貯蔵しておいた種類しか食べられません。肉はたくさんあるけど」
「ありがとう。私はこれを食べるのが好きです」
えっ、そうですか?
実は、初雪先生が火鍋を知っているとは思いませんでした。なにしろ火鍋は北国の名物で、王都では珍しい。江南で火鍋を食べたことのある人はもっと少ない。北国は牧畜業が盛んな国ですから、肉食を主とした塩味の名物があっておかしくありません。しかし、江南は甘い食べ物が好きで商業が発達している地域だ。この2つの場所は遠く、文化の違いも多く。江南出身の良家の子女で、初雪先生が火鍋を食べたことがあり、しかも火鍋が好きなのが不思議な気がした。
まあまあ、初雪先生は若く、そんな年齢にして、すでに多門の芸をマスターしている。火鍋を食べてもおかしくない。日常のコミュニケーションから見ても、どこか博識な感じがする。何より視野が広く、世間の嬢の定義にとらわれない。結婚って何?興味のある人に出会っていなければ、我慢できないし、結婚もしない。初雪先生は、現代の女性と同じ大人の恋愛観を持っている。
そんな初雪先生が憧れています。初雪先生わ私の未来のなりたい人です。初雪先生のように優秀で、自分の人生を自由に決められるようになったらどんなに嬉しいだろうか。
しかし、皇太子さまと婚約している私にとっては、それは妄想に過ぎません。宰相府の令嬢としての贅沢を享受した私は、政治的な婚約の責任を負わなければならなかった。
なら、せめて、これからは妹が初雪先生の教えを受けて、初雪先生のような人になってほしい。
今日私が作りたいのは鶏肉のすき焼きです。かつおぶしも昆布もなく、たれは普通の鶏だしで代用する。鶏肉と骨を分離します。鶏の骨はスープの煮込みに使われる。鶏肉を叩いた後、皮の向こうから鍋に入れて油を沸かし、裏返して鶏肉が変色するのを待つ。その後鶏肉を取り出し、鍋に残った鶏油で豆腐と玉葱を焼きます。それから野菜やきのこを処理する部分です。白菜や春菊はきれいに洗って、きのこの根茎を切り、きれいな形に切ります。最後に薄口の土鍋に食材の一部を入れて併べ、鶏だしを入れる。余った食材などは土鍋の中の部分を食べてから入れる。小さなコンロの上に置いて、加熱しながら食べることができます。
できれば、白味噌で味噌汁を作りたいですね。白味噌を自分で作っていいかどうかわからない。鶏だしの味付けには、塩、砂糖、醤油、マッコリ、キノコの根茎、そしてキノコを浸した水を加えました。マッコリと砂糖が混ざると、みりんたような味になる。鍋にはやや濃厚な味が必要なので、調味料は多めに入れる必要があります。鍋に野菜を入れると味が薄れる。
鶏肉が叩いたので、柔らかい。また、油を沸かしのため、汁に入っていない鳥皮はサクサクしていて、汁入っている鳥皮はスープの味を吸収しています。
火鍋の味はあっさりしていて、食べ方が健康ですね。初雪先生は少し慣れていないようなので、私も少しごま味噌を用意した。このごまだれ、明月ちやんが送ってくれたの……もう二度とないかもしれない。初雪先生、大切に食べてくださいね。
初雪先生は欲張ってごま味噌を大量に取った。