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君が教えてくれたもの (前)

「ぐ……うぅ、ああ…………はぁ、はぁ……」

 暗く、深い……一筋の光さえ届かないような世界の中で、痛みと苦しみに一人の少年が悶え苦しんでいた。

「チッ、あと一歩のとこでとんだ邪魔が入った。だが一時はどうなることかと思ったが、どうにかうまくいったみたいだな。くく……」

 その横では、そんなもう一人の自分を眺めながら、己の成果に満足し口元を綻ばせる者の姿もあった。


 同じ顔、同じ声、同じ背丈。

 その二人の姿はまさしく鏡に映った同一人物。

 本来ならば同時に存在するはずのない二人だが、この場所だけは例外である。

 そこは他の誰もが干渉することのできない世界

 二人の涼だけが存在することのできる、涼の内にある世界なのだ。


「はぁ、はぁ……僕は……ぐうぅ……君は、僕をどうしようと……」

「はっ、そんな怖い顔をするなよ。安心しろ、すべてはお前のため。お前の中に生まれた『それ』はお前がこれからを生きていくうえで必要なモノだ。だが、今のままじゃあダメだ。俺が求めているのは、そんな無様に這いつくばっているお前じゃない。いいか、大切なのはバランスだ。どちらに偏っていてもダメ。表裏一体であることが望ましい。俺とお前のようにな」

「く……ああ…………はぁ、はぁ……」

「じゃないと、お前の大切なものを失ってしまうかもしれないぞ。まあ、せいぜい頑張ってくれよ、お前には期待しているんだ。次に生まれ変わったお前と会うのを楽しみにしてるぜ。くく────」

 薄れゆく意識の中、涼は自分の身体が何かに蝕まれていくのを感じた。

 それは、涼のもっとも忌み嫌っていた『痛み』そのものだった────




 文化祭最終日。

 一つのクラスと他校の生徒とのあいだで揉め事が起こり、ついには暴力事件へと発展した。

 学校側だけでは対処しきれず、最終的には警察に通報、文化祭の中止を余儀なくされるほどとなった。

 その事件の発端となった他校の生徒たちは、二人の涼の手によって一人残らず粛清され病院送り、涼は職員会議による厳正な審議の結果、約二週間の停学処分となった。

 本来ならばもっと重い処分が下されてもおかしくはないが、涼のクラスからは怪我人も出ており、過剰防衛とはいえ身を守るためにはやむを得ない状況だったこと、涼の日頃の生活態度および優秀な成績を鑑みた結果、さきの処分となった。

 また、一部の生徒たちからも涼を擁護する声が上がっていたようで、それも多少なりとも影響しているのかもしれない。


 そして時は流れ、季節はガラリと変化を遂げた。

 寒さも一層強さを増し、外に出ればコートやマフラーをほとんどの者が身に着けている。

 色とりどりの風景に包まれていた世界も今では灰色一色に染められていた。


 事件からすでに二週間以上が経過した。

 校内でも生徒たちの心に大なり小なり傷を残した文化祭だが、どんなものでも時間が経てばある程度は解決するもので、いまだにそのことを引きずっている生徒はほとんどいなくなっていた。

 しかし、ただ一人だけ二週間前とは変わらぬまま今日まで過ごしてきた者もいる。

 それは厳密に言うなれば変わらなかったのではなく、二週間前に変わってしまったままだということだ────




「こんなところに呼び出して、なんの用?」

 冬の冷たい風が吹きつける中、涼は自分を呼び出した人物に向かってそう言った。

 そこは学校裏手にある川原。

 時刻はまだ夕方だが太陽はすでに沈みかけ淡い光を放っている。

「お前に話があるんだ」

 柄にも似合わず真面目な顔をしながら涼の向かいに立つ恭太郎、そしてその後ろには不安そうに二人の姿を見つめる美咲の姿もあった。


「そう」

 いつもと違う二人の様子を気にも留めることなく、涼は淡泊に答える。

「涼、お前どうしちまったんだよ? 最近なんかおかしいぞ。何か悩みでもあるのか? それともまだ文化祭のこと……」

「恭太郎……」

 恭太郎の言葉を遮るようにして、涼は言葉を紡ぐ。

「何を言ってるの? 僕は僕だよ。別に心配してもらうようなことは何もない」

 一見その言葉だけを聞けば、二人に心配をさせまいという涼のいつもの優しさが籠っているようにも見える。

 しかし……、

「……話はそれだけ? なら僕は帰らせてもらうよ」

 今の涼にそんな気持ちは微塵もなく、ただ余計なお世話だという突き放すような感情しか籠っていなかった。

 涼の表情にも以前のような無邪気な笑顔は見られず、仮面のように冷たい表情が張りついている。


「待ってください!」

 この場を去ろうとする涼を美咲が呼び止めた。

「まだ何かあるの?」

「友達から聞きました。今日、神谷君が他の男の子に辛く当たっているのを見たって……今までの神谷君なら、そんなことはしなかったじゃないですか!」

 美咲の言葉に、涼は今日の出来事を思い返す。


 それは昼休みに起きたことだった。

 涼が一人で廊下を歩いていたとき、携帯の画面に夢中になっている男子たちが向かいからやってきた。

 向こうは涼に気づいている様子はなく。

 涼も避けるそぶりを見せなかった。

 必然的に二人はぶつかる形になる。

『ってえな……こっちがまっすぐ歩いてんだから避けろよな』

 涼とぶつかった男子生徒は反省のそぶりを見せない。

『何言ってるの? 今のは携帯に夢中になっていた君が悪いんじゃないか』

 そんな男子生徒に向かって、涼はそう言った。

『君たちみたいなのがいるとこっちが迷惑なんだよ。いい加減にしてほしいんだ』

『コイツ、言わせておけば……』

 自分に伸びてきた腕を払いのけ、逆に涼はその男子生徒を壁に押しつける。

『そっちが手を出すっていうなら、僕も同じ方法でやらせてもらうよ』

『ぐ……』

 涼のガラスのように冷たい迫力に気圧され、男子生徒は何も言い返すことができなかった。

『待てって、俺たちが悪かった。今度から注意するから、そいつを離してやってくれ』

 結局もう一人の男子生徒が涼たちの仲裁に入り、その場はそれで収まることになったのだ。


「あれは、向こうが非常識だったから僕が注意しただけ。何もオカシイことじゃないよ。じゃあね」

 再びこの場を去ろうとした涼を今度は言葉ではなく、行動で静止する。

「はぁ……その手を離してくれないかな?」

 涼は自らの片腕を掴んでいる美咲に向かってそう言った。

「すみません。でもやっぱり最近の神谷君は何かオカシイです。なんていうかこう、ピリピリしているっていうか……何か抱え込んでいるものがあるなら、一度吐き出してしまった方が楽だと思うんです。だから……」

 美咲の必死な問いかけにも涼はこれといった反応を見せることはない。

 しかしその様子を一歩離れた目線で見ていた恭太郎は、何か涼に違和感を感じていた。

 それは涼の様子が変わってしまったことにではない。

「あのさぁ……」

 涼が小さく口を開く。

 その瞬間に恭太郎は違和感の正体をなんとなく理解した。

 今までの涼の淡泊な反応からは分からなかったが、小さく眉を吊り上げたていた今の涼は、明らかに美咲の行動を不快に感じていた。

 だが、今さらそれに気づいてももう手遅れであった。

「──離してって言ってるだろ!!」


 突然の大声に二人が驚いたのもつかの間、美咲の手を振りほどこうと勢いよく振った涼の手の甲が美咲の頬に当たった。

「きゃあ……」

 声を上げながら尻もちをついた美咲のものへ、恭太郎はすぐに駆けつける。

 幸い美咲に怪我は見当たらず、頬が少し赤くなっている程度で済んでいた。

 恭太郎が顔を上げ涼の方を見たとき、すでに涼は何事もなかったかのようにこちらに背を向け、歩き出していた。


「待てよ涼ッ!!」

 普段なら絶対にありえない涼の行動を信じられず、恭太郎は涼の肩を掴み止める。

 小さくこちらを振り向いた涼の表情は、先ほどと同じように仮面のようで、何を考えているのか読み取ることができなかった。

 しかし恭太郎にとって、そんなこと今はどうだっていいこと、それよりも言うべきことがあったから。


「俺たちの行為がお前の気に障ったのなら謝るよ。でも今のは許せねーぜ。津山はお前を心配して……」

 信じられないことだが、実際に起こってしまったこと。

 恭太郎は涼に弁明を求めるが、

「今、手が当たったのは偶然だよ。それにちゃんと離してくれって僕は言ったはずだ。それでも離してくれないんだから、こっちから離させるしかないじゃないか」

 涼の返答は恭太郎の求めるものとはあまりにもかけ離れていた。

「それにね恭太郎。あまり他人の体に気やすく触れない方がいいよ。でないと、痛い目を見ることになる」

 そして涼は肩の上に乗る恭太郎の腕を捻り上げた。

「なっ……ぐ……」

 容赦のない捻り具合に恭太郎は身の危険を感じ、掴まれた腕を振り払って、数歩距離をとった。


「本当にどうしちまったんだよ、涼!!」

 自分の中のわだかまりを吐き出すかのように恭太郎は再度涼に問う。

「だから何度も言ってるでしょ。僕はどうもしてないって」

 しかし涼の返答は相変わらず。

 それどころか涼の機嫌が再び悪化していくのを恭太郎は感じていた。

「心配、心配っていい加減うっとうしいよ。これ以上僕に干渉しようとするなら、いくら恭太郎でも容赦はしない」

 そして驚くことに、あの誰よりも平和主義だった涼が、自ら進んでその手をあげようとしていた。


「お前、本当に変わっちまったんだな」

 そんな涼を見て、恭太郎もしぶしぶながら涼と戦う姿勢をとっていた。

「ふうん、半分は冗談で言ったつもりだけど、やる気なんだ」

「お前の目を覚まさせるには、こうする方が手っ取り早そうだからな」

 言って、恭太郎は臨戦態勢をとる。

「やめておいた方がいいよ。恭太郎じゃ今の僕には勝てない」

 自信たっぷりに涼は言い放った。

「へっ、言ってくれるじゃねーか。確かに勉強じゃあ逆立ちしたって勝ち目はないかもしれないけど、喧嘩なら俺にだって勝算はあるぜ」

 運動の一点においてならば、恭太郎にも多少は自信があった。

 涼の運動神経は明らかに恭太郎のものより劣っている。

 その事実は、今まで何度も本人たちが実証してきていた。


「そう、なら教えてあげるよ。僕と恭太郎の差を、ね」

 しかし涼も他校の不良を何人も返り討ちにした実績がある。

 それを実行したのはもう一人のリョウだが、それを知らない恭太郎は涼相手でも気を緩めることはしなかった。


「いくぜっ!!」

 先手必勝と言わんばかりに恭太郎は涼に向かって走り出す。

 涼がどんな方法でくるかわからない以上、恭太郎は早期決着を狙っていた。

 それが功を奏したのか、涼はその場から避けるような動作を見せる気配はない。

 この距離では、涼は恭太郎を真っ向から迎え撃つこと以外に逃げ道はなく、恭太郎が勝利を確信したそのとき────


「なっ!?」


 突然、恭太郎の目の前が何かに覆われ、視界を奪われた。

 その正体が涼が蹴り上げた砂だと気づいたときにはもう遅い。

 とっさに目を瞑るものの目に入ってきた砂のせいで視界が数秒、暗闇に染まってしまう。


「がっ!」

 続いて、横顔に大きな衝撃が走る。

 おそらく涼に殴られたのだろうが、石でもぶつけられたかのような強い衝撃に恭太郎は尻餅をついた。

 口の中に鉄の味が広がり、視界が揺れ動く。

 思いもよらぬ涼の強烈な一撃。

 そのせいで、恭太郎は足に力が入らず、うまく立ち上がることができないでいた。

 変わりにブレている視界の端に涼の姿を捉える。


「どう? 驚いたでしょ」

 涼は恭太郎のすぐ目前に立っていた。

「確かに僕は運動が苦手だよ。恭太郎の方がよっぽどできるだろうね。でも、それとこれとは話が別だよ。喧嘩はルールで守られているスポーツとは違うんだ」

 涼の体には、もう一人のリョウの幾多にもおよぶ喧嘩の経験が染みついていた。

 だからといって、リョウのように人並み外れた動きができるわけでも、複数人を相手にする強さが身についたわけでもないが、それでも喧嘩慣れしていない恭太郎一人を相手取るには十分だった。


「今の攻撃も結構効いたでしょ? こんな風に硬いものを握るとね、僕みたいな非力な男のパンチでもそれなりの威力になるんだ」

 言って、握りこんでいた石を放り捨てる。

 自らの欠点をあらかじめ補っておく策、恭太郎の奇襲を読んでの対応、涼は恭太郎の一枚上を行っていた。

「他にもほら、こうやってかかとでお腹のあたりを踏みつけると……」

 涼は、まだ立ち上がっていない恭太郎のみぞおち部分、腹部よりやや上を勢いよく踏みつける。


「がああっ────!!」

 その衝撃に恭太郎は声を荒げ、苦しみだした。

「菅君っ!」

 今まで様子を見ていた美咲は二人を止めようとするが、もう一つ視界に入ってしまったものを見て、動きを止めた。

 それは涼の横顔。

 苦しみにもがく恭太郎の姿を見て、口元を緩めている涼の姿だった。

 瞬間、背筋に恐怖という怖気が走った美咲は、数秒のあいだ足を前に踏み出すことができずにいた。


 美咲が傍観しているあいだにも恭太郎は苦しみの声を上げ続ける。

「苦しいでしょ? みぞおちに強い衝撃を受けるとね、横隔膜が麻痺して呼吸困難になるんだよ。それにこの奥にはいろんな神経が通ってるから痛みも強いんだ。勉強になった?」

 苦しむ恭太郎を前にして、涼は意気揚々と解説を続けていた。

 まるで恭太郎を痛めつけることを楽しんでいるかのように……


 あれが本当に身の危険を犯してまで、過去にこの場所で大切な猫を助けてくれた涼と同一人物とは美咲には到底思えなかった。

 たとえどんなことをされようとも他人を傷つけることを頑なに拒んでいた涼の姿はそこにはなく、性格が反転してしまったかのように力を存分に行使し続けていた。

 今、涼を止められるのは自分だけ。

 一番の頼みの綱である茜は、この場にはいないのだ。

 これは自分がやらなければいけないことだと、美咲は自分に言い聞かせる。


「茜ちゃん。私に勇気を貸してください」

 そう小さくつぶやくと美咲は涼を止めるために歩みを進めた。

 再び殴られるであろう覚悟を決め、恭太郎を痛めつけているその脚に掴みかかる。

 恐怖を完全に拭うことはできず、涙をこらえながらも涼の顔をしっかりと見据えて言った。


「これ以上菅君を痛めつけるつもりなら、今度は私が相手です!!」


 美咲の突然の乱入にも涼は大きな反応を見せず、静かに口元の緩みを正す。

「……だから、僕に気安く触るなって言ってるだろ…………」

 先ほどの笑みとは打って変わり、また眉を吊り上げた涼が美咲に視線を移した。

「やめろ……涼。津山にこれ以上、手を出すな……津山も早く逃げろ……」

「いいえ、私はこの場を離れません。これ以上、優しかった神谷君が人を傷つけるのなんて見たくありませんから」

 美咲は涼から視線を逸らそうとはせず、逆に目力を強める。

 だが、目の淵に涙をため込んだその表情では、涼を威圧するどころか威嚇にもなりはしなかった。


 ダランと下げられていた涼の腕が徐々に上がっていく。

 今度はしっかりと自分を狙った殴打が飛んでくると確信した美咲は反射的に目を瞑ってしまう。

 だが、その拳が美咲に届くことはなかった。

 恐る恐る目を開いてみると、涼は先ほど挙げた手で自分の頭を抱えながら、丸くした目で美咲の表情を見ていた。

 言い換えれば何かに怯えているようにもにも見える。


「ぐ……あ……くそっ!!」

 突然苦しみだした涼は何かを振り払うように頭を振った。

 そしてゆっくりと恭太郎の体から足を退ける。

 美咲もその力のなさに掴んでいた脚を自然と離してしまった。

「……もう十分わかったでしょ。恭太郎じゃあ今の僕には勝てないって……今日はこのくらいで済ませてあげる。バイバイ、恭太郎」

 それを聞いて唖然としている二人を残し、興が覚めたとばかりに涼は二人に背を向けて歩き出した。

「そうだ……」

 途中、何かを思い出したかのように涼は二人を後目に立ち止まる。

「津山さんも、もう僕に関わるのはやめた方がいいよ。痛い目をみたくなかったらね」

 最後にそう忠告をし、涼は今度こそ二人のもとを去っていった。

「神谷君……」

 涼の後姿を見ながら、最後に美咲が小さくつぶやいた。




「菅君、怪我は大丈夫ですか?」

 涼が去ったのを見送ったのち、一人だけ泥まみれになっている恭太郎を美咲が抱き起す。

「いてて……なんか俺一人だけボロボロじゃねーか。俺かっこ悪い……」

「いいえ、かっこ悪くなんてなかったですよ」

 鞄の中から小さな救急セットを取り出した美咲は恭太郎の傷の手当てを始める。

「なに!? まさか俺に惚れちゃったか? あ……いてててて!!」

 ふいに自分の傷口にかかる力が強くなったと感じた恭太郎は場違いな発言を後悔し、

「ごめんなさい」

 素直に謝った。


「でもよ、本当に涼の奴は変わっちまったのかな?」

 まだ夢でも見ているかのような涼の変化に二人は頭を悩ませる。

「人が変わろうとすることは決して悪いことではありません。ただ、それが必ずプラスに働くとは限らない……間違った方向に変わってしまう場合もあります」

「そうなったときは、周りの誰かが止めてやらねーとな」

「はい。時間が解決してくれるときもありますが、今の神谷君は時間が経てば経つほど悪い方向に行く気がしてなりません」

「はぁー……けど、そんなこと本当に俺たちにできるのかねー?」

「わかりません。でも……きっと私たちの想いは神谷君にも届きますよ」

「だといいんだけどな」


 星の瞬く冬空の下、二人は新たな決意を胸にした。

 その決意が大切な友を救うことだと信じて────

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