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いずれ世界最強のダンジョン攻略者 ~平凡フリーターだった俺が、世界最強王者とか言われるようになるまでの話 Σ(||゜Д゜)~  作者: カズキ


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【新クエスト】技能を取得しろってさ(´;ω;`)【やってくよ】10

陽佑の背後には、助けられた者たちが並んでいる。

その者たちが、扉が開くと同時に様子をうかがう。

扉でよく見えないが、一瞬だけ扉の向こうで何かが発光し、やがて消えるのだけは視認できた。


「もう大丈夫ですよ」


そう言ったのは、エリーである。


「おそらく、扉を開けることで呪いの魔法陣が発動する仕掛けになっていたのでしょう。

魔法陣特有の発光が消えたので、安全かとおもわ」


言葉の途中だったが、陽佑の背後で並んでいた者たちが我先にと駆け出し、部屋の中へ吸い込まれるように入っていく。

残ったのは、陽佑、エリー、カイト、エリナ、メグミの五人である。


《うわぁ》

《醜いな》

《これ、配信してるんだけど大丈夫か??》

《なにがあったか説明聞く時、配信してることは言ってあるし、一応許可はとってあるから大丈夫じゃね?》

《大丈夫なのはいいけど、見ててキツイ》

《扉の罠がなんとかなったのは、視聴者のコメントのお陰なのに(Ⲻ༥Ⲻ* )ムゥッスゥ━━━━━━━!!》

《それな》

《大元はスレ主の配信があったからだろ》

《←それな( ´-ω-)σ》


「……???

あれ?

人の気配、消えた??」


ポカンとしていた陽佑は、部屋に入ったものたちの気配が消えていることに気づいた。

話し声くらい聴こえてきてもよさそうになにもない。


《え?》

《とりあえずスレ主も入ってみれば??》

《つーか、カイト君たちは駆け込まなかったのな》


「あ、ほんとだ」


コメントを読んでようやく、カイト達がその場にいることに気づいた。

陽佑の反応に、カイト達がきょとんとする。


「どうかしましたか?」


「いや、他の人たちといっしょに部屋に駆け込んだのかと思ったから」


これにはメグミが答えた。


「え!?

しませんよ!!

だって、助けてもらったし、扉の仕掛けに気づいて対処もしてくれたから。

ここは水筒さんが最初に部屋に入るのが道理じゃないですか!!」


それにカイトとエリナが頷いている。


《ええ子達や(´;ω;`)》

《欲に塗れた大人たちよ、見てるか??》


「えー、別に気にしなくていいのに」


《気にしなくていいっていうか、そもそもあんまり乗り気じゃなかったしね、スレ主》


その後、陽佑達から部屋へ入ることになった。

陽佑は、カイト達に先を譲ろうとしたのだが断られてしまったのだ。

開け放たれた入口の前に立つ。

中は暗くて見えない。

少なくとも人がいるようには見えなかった。


「それじゃお先に」


そう言って、陽佑はエリーを伴い部屋に入る。

途端に、部屋の空気が重苦しいものに変わる。

なんとはなしに背後を振り返れば、入口が消えていた。


「どうやら、別空間へ転移したようです」


《転移?》

《あ、だから、他の奴らもいないのかな?》

《個別に転移するかんじかね?》

《パーティごとじゃね?

エリーちゃん一緒だし》

《あ、なんか銅像みたいなの無いか??》


コメントを見て、部屋の奥へ陽佑は視線を向けた。

そこにはたしかに銅像があった。

魔法杖を掲げた、シスターのような格好をした少女の銅像だ。


《なんだろ?この銅像??》

《動かすと別の入口が開いたりするんじゃないか??(名推理)》


推測のコメントが書かれる中、それは起きた。


ビー!!!!ビー!!!!


という、けたたましい音が部屋の中で鳴り響く。


「え、なになに??」


ボスん、という音でまた振り返る。


「え、なにあれ??

スライム??

にしては、メタボってないか??」


どこからともなく、巨大なスライムが出現する。

同時に、勝手にステータス画面が開いたかと思うと、こんなメッセージが表示された。


【クエスト発生!!

フロアボスを倒してお助けキャラを手に入れよう!!】


陽佑がそのメッセージを読み終えると、スライムが襲いかかってきた。

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― 新着の感想 ―
醜いというか浅ましいというか。昔話しだと酷い目に遭う行動を繰り返しているのは危機感足りてないよなと。 神様はこういうアレな人達を観ていて楽しいのだろうか?
今度はシスターか 解呪に聖水が要らなくなるな
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