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どこの世界だ探偵  作者: 七茶
1/1

どこの世界だ探偵爆誕

あまりにもたしなみ過ぎて情報が混ざって正しい情報が引き当てられない・・・!

からだはこども!ずのうは・・・!

あらすじ:転生した。


「美少女やんけ」


西洋風の宮殿と見紛う豪華な一室で鏡の前で鏡に映るふわっふわの金髪に碧いおめめの美少女をガン見しつつ頬に両手を添えて感激に震える。


中身29才OLヲタク女子である。


「大丈夫。私はこういうのに詳しいんだ!」


声まで可憐か!と打ち震えながら鏡に映る美少女も目を輝かせている。

前世の記憶蘇り前の記憶も残ってる親切設計!

美少女だし!人生大勝利だな!


破滅フラグしかない○○〇〇に~とか!

自分が書いた小説の世界に~とか!

まぁ小説は書いたけどまともに完結したことないけど!


まずは状況整理だな。

マリエンヌ・アントワーヌ(6)

侯爵家の長女

両親健在上に兄が1人下に弟が1人

母 セリーヌ

父 エイベルト

兄 ジェフェリー

弟 クレール


思い浮かべた情報に「私の名前某ケーキを食べればいいじゃない王女をもじったのか!?」と脳内つっこみが浮かんだだけで、特にこの世界の特定に足りる情報が無いなと小さく息を吐く。


そもそも自分って死んだんだっけ?と考えるがその辺の記憶はさっぱり無い。

だからこそこんな風にお気楽に構えていられる気もするので、とりあえずそこは置いておく。

にしてもここがどこの世界かだけでも特定しないことにはこの後の人生計画ができない気がする。

実は悪役令嬢に転生してたりして気付いたら処刑!なんてことになったら困るからね!


脳内でひとしきり大はしゃぎの後、先程から無言で傍に控えている侍女に声をかける。

つい先月私の専属になったばかりの彼女は確か5才年上のうちの寄り子の男爵家の娘さんだ。

奴隷商から救ったり無理矢理従属させて鞭を振るったりはしていない。念の為。

「リサー!第一王子の名前って何だっけ?」

「ラインハルト殿下でございます。」


「へ~ラインハルト殿下か~」


!!??どのラインハルト!!??


令嬢が騎士になっちゃう感じの!?いや!うちの国名前違うし!

ゼロから始まっちゃう感じの!?いや!あれは王子じゃなかった!!


なろうで乙女ゲーに転生した系!?

え!?なろう系フォロワーいちまろさんちの浮気者ラインハルト!?

創作企画の民フォロワーもちるんちのラインハルト!?萼さんちの!?

選択肢が!選択肢が多過ぎる!!!!!


版権系だったら分かりやすかったのに・・・



前世の私は創作の民の中でも所謂創作企画民であった。

創作企画民とは、SNS上に企画の主催さんが世界観を公表し、その世界観をみんなで共有した上でその世界の中に各自キャラクターを作成し、その世界での人間模様を楽しむ遊びだ。

企画によってはイベントと呼ばれる期間限定の追加設定があり、事件が起きたりお祭りがあったりする設定で遊ぶのだ。

某青い鳥だったところで楽しく暮らしたものだ。


もう遊べないと思うと寂しい・・・

と思考が逸れてる場合じゃない!


そんなわけで、ファンタジーの世界でエルフだのを作って世界の脅威と戦ったり

現代世界で刑事でバディを楽しんだりありとあらゆる世界観があって、それこそ1年の間に100を超える企画を見かけたし自分も年10くらいの頻度でキャラクターを作って首を突っ込んでいた。

版権・なろう系・自創作・創作企画を選択肢に入れるともう・・・とてつもない選択肢があるし、そんなん全部覚えて無いしなんなら創作企画なんて大型になると参加者全員のキャラクターすら把握していない。


え・・・転生者のみなさん、どうして世界特定出来たの!?

天才過ぎるんですけど!!??

転生チート!!??


こうしてしょっぱなから躓いた。29才OLヲタク女子。


百面相する様子を横で見ている侍女の生暖かい目に気付かないままにすくっと立ち上がり片手を突き上げた。


こうなれば!とにかく情報を収集してここがどこの世界なのかを特定するんだ!


こうして、どこの世界だ探偵が爆誕したのである。(本人脳内ナレーション)

創作企画は Pixivで企画目録タグや

某青い鳥だったところで

#世界観共有企画とか #一次創作企画などで検索するとでてきます

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