静観
人間って複雑な存在
一人の人間が宇宙に匹敵する、というのは誇大表現ではないと思う
自分自身が自分のことさえわからない
宇宙的存在
多次元的存在
今ここに存在する自分
物質的存在の自分
精神的存在の自分
現在の自分、変化を続ける自分
多面的な自分
人から見た自分
切り口や切り取り方、目線や焦点
全部違う自分がいる
スピリットは多面体のダイヤモンド
加工次第で変幻自在
何にでもなれる輝く原石
どんな自分になるかは、自由に選択できる
思い込みや決めつけで自分を見て、選択肢を狭めているだけ
誰もが皆、傷を負って生きてきた
生まれたての命でも、過去世から先祖から何かしら背負っている
カルマやしがらみ、貸し借りがある
いろんな存在であると同時に、いろんな繋がりもある
複雑怪奇極まりない
新しく知り合った、爽やかな人
人当たりが良くて、笑顔が素敵
しかし、その人の中にどれだけの膨大な宇宙が存在しているのか
想像もつかない世界が広がっている
コミュ力が高いのは、人間関係で苦労してきたから
清潔感のあるセンスは、コンプレックスの裏返し
親しみやすいキャラクターは、心にガッチリと鍵が掛かっている
表層意識、潜在意識、深層意識
どこに何が隠れているのか
本人さえ意識していないのだから
急に飛び出すその人の一面
黒ひげ危機一発並み
樽の中身は摩訶不思議
宇宙と繋がっている
自分を知り、人を知り、宇宙を知る
まず、己の内側を静観するところから
自分の中に全ては存在する
人の心を覗きたがる前に
自分の心の内に潜むあらゆる影や誤魔化しを見ること
恐れることはない
幽霊の正体見たり枯尾花
宇宙はシンプル
心の内を静観すれば、ゴチャゴチャとした思いは雲散霧消
大事なことは、そんなに無い
考えなくていい
感じれば、自ずと導かれる
自分を、人を、世界を、静観する
三次元の頭で思考して、他人の気持ちを想像して、世界をコントロール？
癖になった人間の習性を手放す
深呼吸をして、力を抜いて、今ここに自分を集中
静寂の中、自分を感じる
外側の出来事は自分の心の投影
自分の心を映し出している
自分ひとりでシャドウボクシング
見えない敵は自分？
一昔前の昭和のドラマ
悩みたがり、憂いたがり
おセンチなヒロインになりたがり
テレビの見過ぎだね
確かに、皆誰もが自分の人生の主人公
シナリオもだいたい決まっている
だから落ち着いて、なるようになる
Let it be
あるがままに
とりあえずビートルズ聴けば、答がある
学校の教科書に載せるべきだね
