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双子だから苦手も一緒47
「どうしてこいつと知り合ったのか、詳しく、話を聞かせなさいよ・・・・・・?」
「えっ、それはやなー?」
「言わなかったらお前が詩乃咲を性的な目で見ているって学校中に言いふらすからな・・・・・・?」
「それとも、身体に聞いてみようかしら~?」
「ひっ!? ああそうや用事思い出したわ、ほなっ!」
結くんが、玄関に逃げ込もうとした瞬間、彼は、由美が出した足に躓いて倒れた。
「さ~て。お話を聞かせてもらおうかしらぁ?」
由美は、結くんに馬乗りになって腕の骨をならして不敵な笑みで嗤う。
「話せません!? どうか見逃してくださいっ!?」
「ほーう。女の子困っているのに逃げる男がいるんだねー? これはダメですねー? しばかないと・・・・・・「ちょっやめっ!? あああぁ!? いったあああぁ!?」ここをこうして「痛い痛いやめてホンマにああああぁ!?」