双子だから苦手も一緒36
『近くのファミレスで『美味しいパスタがある』とあの双子が言っていましたわね・・・・・・?』
「――食べてみたいですわ!』
『そうと決まれば行きましょうそうしましょう! ざまあですわ? お父様!』
『執事にはいつも通り外で夕食をいただくと言っておきましょう! おーほっほっほっほっほっ!』
扉を、蹴って開き廊下に出ると、執事が額を、支えて溜息を吐く。
『またですか、梓お嬢様・・・・・・?』
『そうですわ。またですわ!』
自由になりたい鳥は、鳥かごを蹴破り満面の笑顔で執事に笑いかける。
『ご主人に内緒にするのも苦労するのですからもうそろそろですね――』
『ではさようならですわあああああぁ!』
『ちょっ!? 梓お嬢様っ!?』
家を飛び出して自由になった梓は、ファミレスへと足を運ぶ。
噂になったファミレスは、学校の近くで店を構えていて夕方になるといつも家族連れでごった返していた。
『自由ですわー、ひゃっほーい!』
職質されてもおかしくない奇声を、上げて外に飛び出した自分は学校の前を通る。
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございますっ!
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いい夜を!
いい明日を!
良き未来をっ!
ではでは~!