双子だから苦手も一緒34
『そう言ってもやな! リリーはワイらでは面倒見切れんから梓に面倒見てもらってんやで? 頼むわ~、面倒見てあげてーな、リリーの』
『またわたくしの部屋に入れたのですか? お父様たちが』
『入れました~!』
固く拳を握りしめてしまいましたが、殴るのはよそう。相手は、腹が立つお父様でも殴るのはダメだ。
机の下で握りしめた拳を、緩めて微笑み、
『後で片付けますわ』
『そうかそうか。偉いぞ梓!』
満足した顔を、いますぐにでも殴り飛ばしたいが微笑みをキープ。
いまなら自分を、描くには丁度いい微笑みだろう。このクソみたいなお父様の言う事を、聞かなければいけない梓に決定権など無いから笑顔で、答えていくうちに微笑みが美しいと近所で評判になった。
いま自分の微笑みを、絵にすればどれだけの価値がつくか。額の整脈を、気にしなければだが。
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございますっ!
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわっ!
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわっ!
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさいっ!
いい夜を!
いい明日を!
良き未来をっ!
ではでは~!




