双子だから苦手も一緒17
「これに懲りたらその女と他の女にも鼻の下伸ばさない事ね・・・・・・?」
「このラケット、ウエットティッシュで拭けばいいかな?」
「もう要らないかな、そのラケット、あげるよ峰見さんに・・・・・・」
「ええっ!? いいの~? ありがとう~! 今度からこのラケットで結太の金玉をバシバシと打って使い物にならないようにするから応援してねっ! 世界狙えるような速度出せるように結太の金玉打つからっ!」
「おっと、その前に全日本テニス選手権大会で優勝だねっ!」
「そ、それは、テニスじゃないかな・・・・・・」
「金玉をテニスラケットで打つのも公式戦であるんだよ? 知らなかったの? テニス部なんだから知らないといけないよ?」
「そうなんだ・・・・・・、勉強不足でごめんね、今度先輩たちに聞いとくね・・・・・・?」
「うんっ! そうしなよっ! 先輩方にも下心があると金玉打ち抜かれるから気をつけた方がいいよと教えてあげてね!」
「うん、分った・・・・・・」
「よーし、ホームルーム始めるぞー! 日直、号令っ!」
気怠そうに教室に入ってきた白髪頭の先生が、股間を押さえて蹲る結太とテニスラケットを、握りしめて鬼の形相で蹲る結太を睨んでいる愛生を見て、
「また、お前らか・・・・・・」
額を支えて日誌を、机に放り投げて溜息を吐いた。
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございますっ!
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわっ!
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわっ!
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさいっ!
いい夜を!
いい明日を!
良き未来をっ!
ではでは~!