双子だから苦手も一緒16
「結太さん!」
結太の腕に、柔らかくて大きな感触に鼻の下が伸びて隣を、見ると若菜姫が上目遣いで俺の顔を覗き込んでいた。俺は、キリッとした顔に、変えて若菜姫にイケボで、
「どうしたのかな、若菜姫? お困りなら体育館倉庫で話そうか?」
「困っていることがたくさんありすぎます、結太さんを想うたびに・・・・・・!」
「ほ、ほう・・・・・・。それは難儀ですね? 何か俺に想うことがあるなら体育館倉庫でたくさん伝え合うことが出来ますよ?」
「ねえ。テニスラケット貸して・・・・・・?」
「いいけど、何するの・・・・・?」
「テニスするの。早く貸して・・・・・・?」
「うん・・・・・・、あまり強めは、ダメだと思うよ? 痛みは分らないけど、兄貴が声を出せない衝撃だって言っていたから・・・・・・」
「うん。ありがとう! 球を打ったら除菌するね?」
「いま抜きますか?」
「いま抜きますよね?」
「いまですよね・・・・・・っ!?」
「ホームルームを抜けましょうか! 結太さん!」
「さ~て。球を打つ角度はここでいいわね? せーのっ! ふんっ!?」
「うごう・・・・・・っ!?」
鼻の下が、伸びた結太の股間に衝撃が走った。
「愛生さん・・・・・・、何をしました・・・・・・?」
「テニスボールを打つのはこうやって打てばいいのね? 案外柔らかいのねテニスボールって!」
「打つボール、間違えていますよ? そこは、違います・・・・・・っ!? 金玉じゃなくて網の面でテニスボールを打つんですよ・・・・・・? あと、テニスラケットの角で金玉を打ってはいけません・・・・・・っ!?」
「網の面で打つのね! ありがとう教えてくれて!」
「金玉を打つのは、違います、ラケットで、打っていい、モノじゃないです・・・・・・っ!?」
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いい夜を!
いい明日を!
良き未来をっ!
ではでは~!