双子だから苦手も一緒6
「急いだ方がいいんじゃね? あんたたち」
お母さんが、大口を開けて笑う真理の頭を殴って玄関に鞄を放り投げ二人の尻を蹴って玄関に追い出す。
「痛いよー泉っ!」
「痛いなーお母さんっ!」
「いいからいけよな! あたいも早く会社に行かなきゃいけないんだから急ぎなっ!」
「泉はいつも真理の頭を殴って!?」
プリプリと怒っているところ申し訳ないが、ざまあだ妹よ。
頭を、さすりながら二人学校に向かう途中、
「なんでお前が結太の隣を陣取っているのよっ!?」
「なぜいけないのですか? 更年期ですか? 愛生さん」
ピンクの熊を、抱きながら童貞臭い男子に腕を組み歩く女子と朝から喚き散らす迷惑な女子が言い争っていた。
「お前はその位置に立ったらいけないのっ!? そこは愛生専用の立ち位置よっ!?」
「そんなの誰が決めたのですか? 法律でも無いのに勝手に主張しないでくださいっ!?」
「なんだとこの萎んだらマフラーになるデカ乳女がっ!?」
「な・・・・・・っ!? マフラーですってー!? 胸がでかいからなんですか!? でかいからって得なんてないのですよっ!?」
「(いいぞー、もっと主張しろーでか乳っ! 爆乳腕組みタイム継続だー!?)」
童貞の声が、聞こえなかったのか二人は額をこすり合わせて睨み合っていた。
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いい夜を!
いい明日を!
良き未来をっ!
ではでは~!