双子だから苦手も一緒5
「真理。今日もさらしを巻いときなよ?」
「なんでだいお姉様?」
胸を強調して挑発するクソ生意気な妹を、見て飲んでいた豆乳のパックを握り潰した由美。
飛び散った豆乳を、気にせずに妹を指さして説教する。
「また今田があんたの胸をいやらしい目で見るでしょうがっ!?」
「あいつの顔を見るたびに腹が立つのよっ!?」
「まあ。お姉様、嫉妬でございますかあー? 腕力よりも胸こそ正義っ!」
「だああああぁ!? いいからさらしを巻けこの野郎っ!?」
笑みを浮かべた妹に、飛びかかりさらしを巻く姉。
胸は無くとも腕力ならある姉に、勝てる妹おらず。勝敗は、腕力に自信のある姉に、軍配が上がる。
「どうよ? はーはー・・・・・・、腕力こそが胸よりも勝る、正義よ・・・・・・? はーはー!」
姉に、組み敷かれた妹は下で、
「息切れ激しくない・・・・・・? 運動したら? 見晴らしのいい地平線おっぱいお姉様!」
「うっさいっ!? 黙れっ乳牛っ!? 絞るぞごらあっ!?」
「男たちの目を釘つけにする卑わい物事真理の胸に嫉妬するなんてー、真理困っちゃうぞっ!」
「きいいいいいいぃ!?」
今日も妹に乳マウントを、とられてご立腹の朝。早く大きくなりたいな・・・・・・、と自身の胸に、触れて肩を落とし豆乳のパックを直飲みする。
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いい明日を!
良き未来をっ!
ではでは~!