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俺のアンチはお前かいっ!?  作者: 白桜有歩
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気になっちゃった・・・・・・

 目を輝かせた彼女は、俺の手を握り、


「――っ!?」


「じゃあ愛生に愛を」


 躊躇った彼女は、俺の顔を覗き込み恥ずかしそうにはにかむ。


「愛生に愛を、何・・・・・・?」


「分らないの?」


「分りたくないし分らない。絶対に分らない」


「この、分れや、クソガキがっ!?」


「ありがとうございますっ! 今晩のディナーに使わせていただきま・・・・・・っ!?」


 後ろ回し蹴りをしてきた彼女の踵が、頬に当たった瞬間、黒のパンツが見えた。


 口の中が切れて血が飛び散り前歯が、一本折れて俺の身体は宙で回転して音を立てて落ちた。


「さて。乙女の心をここまで傷つけた罰は」


「罰は要らないです・・・・・・っ!?」


「そう。要らないの? 乙女を傷つけたくせに? お前が要らないと言っても処罰しなきゃいけないの。クソみたいなガキにはね?」


 俺の首を、掴み引き摺りながら教室を出た愛生。





 上の階の階段で隠れていたわたしは、彼らの会話を聞いていた。


 心拍数が、高くなる胸を押さえて落ち着こうとする。


 いままでの男子は、わたしのことを性的な目で見て告白してくるから男子が、嫌いだった。


「今田くんの考えが分った、いい人なんだ、他の男子とは違う・・・・・・」


 赤くなっていく頬を押さえて微笑む。


「気になっちゃった・・・・・・」




『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございますっ!


『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわっ!


『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわっ!


『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさいっ!


いい夜を!


いい明日を!


良き未来をっ!


ではでは~!

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