背中に27
手に持っていたパンツを、握りしめて緒美の部屋を飛び出して愛生の家に駆けていく。
裏庭の扉の磨りガラスが、割れていて中で愛生の叫び声が響き渡る。
磨りガラスいっぱいに血が、飛び散ってゆっくりと流れ落ちていく。
それでもまだ血が飛び散る。まだ、雫さんが、愛生のお父さんに刺されているのが分る。
磨りガラスの扉で中が、確認できない。下手を、すれば侵入した瞬間に刺されてまう。
ええいっ!? 愛生を、助けな男が廃るっ! 磨りガラスめがけて自転車や植木鉢を、何度も投げつけ大きな音を立てて割った。
「誰じゃい己はっ!?」
扉が、開いたと思えば血塗れの愛生のお父さん。部屋の奥には血塗れで横たわる雫さんが、目を見開いて涙を流していた。
瀕死の状態であるのが、彼女の瞳孔が開いた目で分る。だが、まだ死んだわけでは無い! 脳の機能が低下しているだけだっ! 息をしているように動く胸が、その証拠だ!
愛生は、雫さんに声をかけて電話をかけている。
「己は隣のガキやないかいっ!?」
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いい夜を!
いい明日を!
良き未来をっ!
ではでは~!