男子が女子に対する本音
「貧乳がいかに素敵女子か分らないのかな?」
「分かり、いえっなんでもありませんっ!?」
枝切りばさみを、俺の首元で開く彼女に、恐怖して冷や汗が流れる。
「許して欲しければ言わなければならない言葉があるけど、何を言えばいいのか分る?」
睨めつけて枝切りばさみを、俺の股間に向ける愛生。
「女子を外見で判断せず、内面で選ばなければいけないのは知っているよね~?」
「知っていますっ知っていますともっ!? ああああぁ股間に物騒なモノを近づけないでええええぇ!?」
「どこを見て欲しいのかな? 女子が異性に見て欲しいところ?」
「内面でしょう内面っ!?」
張り子の虎みたいに頷く結太に、愛生が微笑を浮かべる。
見た目は美少女の微笑みなのだが、こいつのこの微笑みは、怒っている証拠なのだ。機嫌を取らなければ後で痛い目に遭う。
数ある経験で得た統計なのでハズレは無し。早くしないと殺される!?
時計の秒針が秒で刻む音だけが響く。彼女の手に持つ枝切りばさみは、俺の股間の前で刃がいまにも股間を切断しようと閉じたり開いたりする。
「内面が女子の魅力だと思うぜ? 女子の魅力を外見で判断する男子は女子の魅力を語れない。女子の魅力を外見で語る男が女に無償の愛をあげられる事は出来ないし、命を懸けて女子を守れない」
「続き、早よ」
「女子の内面を知って本気で好きになる男子は、いつも女子の内面を見て愛おしいと感じて片時も側から離れない。なぜだか知っているか?」
「なんで?」
「それはなんで?」
「次はっ!?」
「慌てるなって」
「いつも優しいきみの隣は自分だけの特等席だと思っていて、きみを笑顔にさせる愛をあげられるのは自分だけの特権だと考えているから、自分だけの宝物にしたいと独り占めして誰にもきみの隣は譲りたくないと側にいるんだよ? 常識だろうよ?」
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