背中に24
「ソファに寝かして、と!」
ソファで眠る彼女は、胎児のように身体を丸めて静かな寝息を立てる。
「可愛いなー、今日もよー寝るんやで?」
寝返りを打った彼女の胸が、重さでソファを沈ませる。
玄関に出て階段を、見上げながら腕を組み黙考する。
緒美の部屋掃除せなあかんな・・・・・・、だが、女の子の部屋や入ってええんかいな・・・・・・?
緒美の部屋に入っていいものか? でも入りたいな、いや、下心があるわけじゃ無いで? 部屋の掃除や。部屋の掃除! ガラス割れた音が鳴ったし、部屋の中歩くのは危険やんか・・・・・・。下心あるから入るんやない部屋の中物色せえへんと誓える。
男と女の約束や・・・・・・。一生緒美の身体で、エロいこと考えへんさかいな。エロい事、ぐへへへへ!
「こいつやっぱり変態やないかいと言うそこのキミっ! 変態って変態に言う事やないで? 変態に変態言うても仕方ない変態だもの」
「結太、抜きまーすっ!」
彼女のパンツ(お宝)を、探して匂いを嗅ぐこと。彼女のカップ数を、知るためにブラ(国宝)を、物色して匂いを嗅ぐこと。彼女の枕(癒やし)の匂いを、嗅ぐこと。彼女の布団(天使の羽毛布団)で、横になること。
自分は、健全な男子であることを認めて、変態な男に生まれたことを誇りに思うこと。
正直になればいい。健全な男子にとって、それが一番大事・・・・・・!
心のケア大事。それが一番大事。彼女を守るナイトとしてやるべき仕事を、誇りに思うこと。
パトロール、行ってきます・・・・・・っ!
「むひょひょひょひょ!」
奇声を発するのは、先ほど愛生に告白について正論を、言い放ち正しき姿を見せた男。
ですが――
「安心していいですよ! 結太のここ、パンツを盗むほど腐っていませんからっ!」
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いい夜を!
いい明日を!
良き未来をっ!
ではでは~!