背中に15
「ゲームする前に聞きたいんだけど、いいかな?」
「なんでしょうか!?」
「好きな人いないよね・・・・・・?」
「いたと言ったら・・・・・・?」
「結太が女の子になっちゃうかな」
俺の瞳に、映る彼女の目は笑っていない。
「――っ!?」
俺の額から冷や汗が、出て手は震えて彼女の目と合わせず目線は彷徨う。
幼なじみの子が好きです(愛生じゃなくて)なんて言って見ろ? 女の子にされちまうっ!?
ポケットに手を、突っ込んで目は笑っていない彼女は、結太の顔を覗き込む。
「いませんいませんいませんっ!? 断じていませんっ!?」
「ホントにホント?」
「ホントですともいやしませんよっ!? 愛生が俺の、じゃなかった。誰もいやしませんよ? 誰も好きでは無いですっ!?」
「愛生だけを愛するお呪いをするから股間を出して?」
彼女の瞳は、都会の空よりも真っ黒になり上目遣いで笑っていない目で俺を見る。
その目は、職質されてもおかしくない目だった。
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございますっ!
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわっ!
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわっ!
『俺のアンチはお前かいっ!?』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさいっ!
いい夜を!
いい明日を!
良き未来をっ!
ではでは~!