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俺のアンチはお前かいっ!?  作者: 白桜有歩
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誕生日に交わした約束34

「こんといてよ・・・・・・」


「来るな言われたら来るのが日本人や」


「何それ・・・・・・」


「日本人やからしゃー無いと思っとけばええよ」


「日本人じゃなくても来るでしょう普通」


「そうやな。なんや、来て欲しかったんかいな?」

 

 彼は手を差し出して、「あの子らが待っているんとちゃうか」と微笑み、


「気持ちを隠すの下手やな。ホンマ緒美ちゃんは」


「隠してないもんっ!」


「じゃあ、聞くが。独りぼっちになろうとせんと俺と関わっていたんはなんでや?」


「――っ!? いい性格してないで、ゆうくん・・・・・・っ!」


「嬉しいなー、怒られたー! さっきも怒られたけどなー? 前にもあったけど」


「なっ、何言うてんやあんた!」


「気持ちを隠したらあかんで? 緒美ちゃん」


「気持ちを伝えやすい人には伝えて伝えなあかん人に伝えへんのはよろしくないな」


「気持ちを隠していたら伝えたかった気持ちが相手に届かんまま終わるで?」


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