誕生日に交わした約束10
「あああああぁ!?」
「パンツって何かな~? 女性の下着じゃ無いよね~? 若しかして、この根暗のパンツ?」
「ぢがいまああああずううううぅ!? 「嘘を吐くな」ああああぁうぞをづぎまじだああああぁ!?」
電流が流れている彼は、硬直しながらも叫び続けて目がイキかけていた。
「パンツ盗んだの? ・・・・・・この根暗のパンツを?」
真面にしゃべれずに彼は、焦点の合っていない目で倒れて口を開閉していた。
「盗んだのパンツ?」
「ぬずんでいまぜんっ!?」
「じゃあなんであのときパンツを握りしめていたの?」
「あれにばぶがいわげがあっだのでず・・・・・・っ!?」
「深いわけ? パンツ泥棒が深いわけ? ちょっと、根暗。これ貸してあげるから使いな」
「うんっ! 尋問ですね! 分りますっ! えいっ!」「あああああぁ!?」
十二月となります。これで晴れて自由の身です。
もう苦しまなくて済む。なんだったんだろうか? あの履歴・・・・・・?
おじさんたちだったのかな? だとしたら上手いこと利用されたなー、夢を見るなと言う事か?
ですが、どこかの企業に勤めて職場で素敵な女性に出会って努力をして互いに成長していつかゴールインすればいいか!
長かった。もう騙されないぜ! これからは点数を上げていって作家になって黒か白か・・・・・・。長い間苦しめられたからちゃんと決めなきゃな。どうせ・・・・・・。
まあいいや。これでいい。長い間夢を見せてくれてありがとう。どこかのおじさん。
苦しんだだけだったけど夢を見られた。どうせこんなもんだ。
人生はこんなもん。夢を見ていい奴と見てはいけない奴がいるという事が分った。
さいなら。長年の夢。苦しんだ夢だったけど何年だったけ? 結構長かったな・・・・・・諦めたり叶えたいなと夢を見たり苦しいだけだった。幸せなんてクソ食らえっ!