難しい恋愛
第二話です。是非感想お願いします。
「今日の気温は40℃を超えるところもあるみたいですよ〜?」
少し媚びたような声が気温を知らせてくれる。それにしても今日は暑い。準備をしながらあまり好きではないニュース番組を見る。この番組は占いがあるから見ているだけだ。今日はおとめ座は7位らしい。なんとも言えない順位だ。
ふといつもは気にしないラッキーアイテムの欄を見てみる。【幼馴染】と書いてある。私の幼馴染…と考えてみると1人だけ思い浮かんだ。大希だ。大希は幼稚園からずっと一緒でずっと遊んでくれている。そして…私が密かに想いを寄せている相手でもある。毎日話すたびに好きなところが見えてきて今では手でも触れたら頬どころか全身が赤くなるだろう。比喩ではなく。大希の話をしていると顔が熱くなってくる。考えるのをやめよう。
ところで気になったのだが幼馴染はアイテムと呼んでいいのだろうか…まぁそんなことはどうでもいい。早く学校へ向かおう。
私と大希の家は徒歩5分程度で着く距離だ。私としては理央と学校に行きたいのだが、大希は私と登校するのを見られるのが恥ずかしいらしい。そんなところもかわいい。
そんな事を考えながら1人で歩いていると前に見たことのある男がいる。大希だった。せっかくだし驚かしてやろう。
「どーーーーん!!!!びっくりした?」
「朝からこんなに暑いのに元気だな咲は…」
ものすごく肩を揺らしてびっくりしていた。少し面白い。
「えへへぇ…今日の部活も頑張ろうねっ!」
私達は文芸部に入っており、いつも一緒に活動している。顧問はいるのだが部活にあまり前向きではなく全然顔を出してくれない。そのため詩や俳句を作っても賞に出してくれない。そんな影の部活なので開催まであと二ヶ月ほどの文化祭でも目立つ場所に貼られない。それでも私達は【高校生活部活と勉強は本気】というものを掲げた。まぁ大希は乗り気じゃないが。
「咲ってできないことあんのかなぁ」
「ん?どうしたの急に」
少しびっくりした。いつもはそんな事を言うことはないから動揺してしまった。
「いや咲って運動もできるし勉強もできるだろ?できないことなさそうだなぁ…って」
そんなことはないんだけどなぁ…と自分を卑下しつつ適当に返しておく。苦手な食べ物やホラー映画が見れないことなど、大きな事は特にないねとも言っておいた。それに加えて苦手な人も話してみた。
「苦手な人いるなら好きな人もいるのか?」
そう聞かれて少し焦ったものの、女友達の咲の名前を出しておく。本当に可愛くて私の大好きな友達だ。ただ私が一番好きなのは…
「一番は大希だけど…」
「ん?なんか言ったか?」
「ううん。なんでもない」
危なかった。どうやら聞こえてたらしい。全ては聞こえてないだろうけどそれでも少し恥ずかしい。
こんなくだらない会話を続けていると、もうすぐ学校につくことに気づく。少し気持ちを入れ替えて頑張ろう。
楽しんでくれたでしょうか。読んでくれただけでも嬉しいです。是非感想お願いします。




