八十七 黒々々っと
すみません、普通に今回の内容書くの難しくて筆折れかけていました。
ですので、遅れた上に短めです。
「えへっ、いーんじゃないんです? えへへっ」
そう告げたのは、にっこり笑顔を灯したロコ・パートイーサ。「えへ、この服なら……このスカートにあとこの靴とかいかがです? えっへへ!」
「な、なるほど……?」
店に入って、お店の人を紹介されて。
とりあえず服を選ぶことになったテニーチェさんは一着の上の服を手に取ったのであったとさ。
どんな服かって、なんかかっけぇもんしかない中とりあえずカッケェカッケェしている紺色を基調としたショート丈のトップスである。黒色基調というかもうほとんど紺々である。差し色(?)でシルバーな装飾がちょろっとついてるくらいで。
そんでもって次にスカート選ぼうとしたらの冒頭セリフであった。
いつになくテンション高めなロコさんだったりもしている。
ちなみに手渡されたスカートはロングなタックスカート。テニーチェの選んだトップスと合わせても肌色見えないくらいには長すぎる、ちょいっとひらひらしていなくもないけどどっちかというとピシッとしたスカートさんである。
こちらも銀色で彩られつつも、基調は黒な服であった。
それに合わせるようにして持ってこられましたは厚底の靴。これも黒系統。黒に黒に黒である。
「えへ、あとは……これ! えっへへ!」
そうして最後に手渡されたは黒でありながらもところどころがオレンジで飾られたフード付きのだぼっとしたパーカーさん。
「えへへ、だんちょー、来てみて! えへへへっ」
「わ、わかりました……」
テニーチェさんは押し切られる他に選択肢はないのでありましたと、さ。
ちなみにどうしてこれらの服を選んだのかを聞いたら、団長が闇属性の魔道師だかららしい。
オレンジなのは、普段来ている団長服が紫だからオレンジな団長も見てみたかったと言っていた。
ちょいちょいロコさんによる趣味も入っていたのでした。




