表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
十六夜旅行記  作者: 眼鏡界の足軽
1/5

0日目「旅の始まり」

平和社会。そう呼ばれるようになってから10年目に突入するが本当にこの世界は平和だろうか?




確かに戦争なんて起きていない。それでも死人は増え続けている。今日も200人がこの国でも亡くなったそうだ。死因は殺人。




先進国が平和な分こんな地方の国では殺人が横行している。考えてみれば当たり前だ。食料はごく裕福な層の人しか食べれないし、下の層の人はそんな人たちの奴隷となるか、自分達で時給自足して暮らすしかない。最もそうして出来た食料を巡って戦いが起きるのだが。




戦争は必要なものだった。あれが亡くなってから人口増加は止まるところが見えず、そうして拡大する住宅地と反比例して食料難は続いている。今日も家の前では隣人通しがパンを巡って争っていた。



紹介が遅れたが僕は赤崎雫。旅人だ。これからこの旅行記を読む全ての人に伝えたい。僕はこの世界を変えようなんて思わないし、ましてや先進国に抗おうなんて考えない。



ただ自由を求めて放浪するだけ。そうそれだけ…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ