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冒険への1歩

少しいつもより短いストーリーになっています


「紋章があるみたいだし間違いなくここね。」

「それじゃあ、入るけどさっきみたいに僕一人とかは、無しだからね。」

「わかってるわよ」

「僕もわかってるよ」

テントの中に入った

「こんにちは、僕たち王様から招待状を貰った者でライトとミヨネ、ニョスと言います、団長さんか副団長さんは居ませんか?」

「おお、あなた方がレッドファングを倒した方々ですか、私はこの団の副団長をさせてもらっているロータムです。よろしくです。」

「こちらこそ、よろしくお願いします。それで団長さんもこちらにいると言われたのですが団長さんもいらっしゃいますか、あいさつをしたいのですが。」

「嗚呼、それなら奥で報告書を書いている目つきの悪い人がそうだよ。」

副団長が丁寧に教えてくれ、団長の方へ行き、あいさつをした。

「こんにちは、王様から招待状を貰った者なんですけど……」

報告書を書くのに集中していてこちらに気付いていない…

「あのすみません、団長さん気付いていますか。」

団長は、やっと気付いてくれたらしく、返事を返してくれた。

「ん、何だ小僧?」

ライトたちは団長の目だけで威圧を浴びたかのように風格で少し三人はビビった。

「あっいえ、僕たちは王様の招待状を貰った者なのであいさつをと思いまして……」

「そうかあいさつどうも」

団長は話が終わったかのように、また報告書に向かった。

「ごめんごめん、うちの団長は不器用で人見知りだから」

と奥から副団長がカバーに来た。

「まぁ、詳しい話は私に聞いてくれれば大丈夫なので今後何かあれば私に」

「わかりました。では、失礼します。」

「「失礼しました。」」

そう言いライトたちはテントを出てギルド方面にも買って歩いた。

「食べ歩きで軽くだけどご飯も食べたし、午後はクエストでもする?」

「僕はクエストをしたいかも」

「私もニョスに同意だわ」

「ミヨ姉は杖を買うのにお金を使いすぎてたもんね」

この言葉でミヨネはニョスに少し怒りを向けていた。

「まっまぁ、お金は無いよりあった方が良いでしょ、それに杖などの武器も重要だから仕方ないよね……」

ライトはミヨネの怒りを納め、その後もみんなで冗談も言いつつギルドに着いた。

「出来ればたくさん稼げて夜ご飯までに終わるクエストが良いけど、ライトとミヨ姉の方はどう?」

「こっちには見当たらないわ、ライトはどう?」

「僕の方は時間がわからないけど稼げそうなクエスト三つ見つけた。」

「どんなの?」

「一つは…」

『街を出てすぐの森の主【ギガントスライム】の討伐四十二ゴールド』

『近いうちに来る盗賊の撃退二十五ゴールド』

『邪神ロキのペット【フェンリル】の討伐または撃退【撃退は百五十ゴールド】【討伐は四百五十ゴールド】』

「詳しい内容を見たいから少し見せてもらってもいい?」

ライトはミヨネにクエスト用紙を見せた。

「ギガントスライムはすぐ近くの森だからすぐに終わりそうね、そして盗賊の撃退は後二~三日で到着し襲ってくるみたいだから時間がかかりそうでもある、フェンリルに関してはかなり遠い国境付近にあるレボル山脈に住み着いているからギガントスライムが妥当みたいね。」

「ミヨネが言うならギガントスライムが良さそうだね。」

ライトとミヨネ、ニョスの三人は今日中に終わりやすいギガントスライムのクエストを受けることにした。

「それじゃあ、僕がクエスト受注してくるからミヨネとニョスはクエストの準備をしといて」

準備を終えたミヨネとニョスのところに受注を終え準備を済ませたライトが来た。

「クエストの受注を済ませたしギガントスライムの討伐に行こうか。」

そう言いギガントスライムの居る森に向かった。

だが、ライトたち三人はまだ、スライムの特性をわかっていなかった………

「森に着いたぁ!」

「静かにしなさいよ、ニョス。ギガントスライムを見つける前に無駄な戦闘増やすつもり!」

「えへへ、ごめんなさい……ところでギガントスライムはどこにいるの?」

「確か受注の時にスライムはジメジメした場所を好むみたいだからそんな場所を探せば見つけるみたいだよ。」

ライトたち三人はジメジメした場所を二時間探し、見つけた。

「やっと見つけた、ここの森やたら広くて大変過ぎるわ。」

「本当だよ、もう探し物系のクエストは勘弁だよ…」

「でもここの洞窟なら凄くジメジメしているし、奥から凄い邪気が伝わってくるから必ずここに居るよ。」

「そうね、ここなら必ずいるかもね。それでどうするの?」

「もちろん行くに決まっているよね、ライト。」

「うん、行こう!」

慎重にライトたちは奥に進んで行った。

奥は広い空洞がありそこに超巨大スライムがいた。

「何あのデカさ、スゴすぎるわよ…」

三人はあまりのデカさに驚いた。

「それよりまだ気付いていないみたいだから驚いて場合じゃないよ、ミヨネ、ニョス。」

そう言いライトは戦闘準備し、ミヨネとニョスにも戦闘準備を促し、ライトとニョスは剣と大鎌で先制攻撃をした。

しかし、スライムには打撃系等の攻撃は通用しなく効果は無かった。

それでも数分程スライムの特性に気付かず、ニョスとライトはずっと攻撃していた。

そこにミヨネが水魔法の一種【アイスボックス】を使いスライムの一部を凍らせた。

その凍らせた場所に攻撃が効くことに気付いて、魔法ならと考えニョスは炎魔法で攻撃し、ライトはミヨネと同じアイスボックスを使いスライムを倒した。

大きいスライムだった為、少し苦戦し、時間がかかった。

「いや、最初はどうしようか困ったけど、ミヨ姉の魔法のおかげでヒントを得て、何とか倒せたね。」

「本当だね、ありがとうミヨネ。」

ライトはミヨネの頭を撫でて少し休憩して、洞窟から出て、街に戻り、ギルドに向かった。

「そう言えば、いつもだったら何かモンスターの一部を提出しなきゃいけないけど、今回は何を渡すの、何もない気がするけど…」

「それはね、スライムから出る粘液を回収して提出すればいいのよ。スライムの粘液は美容に凄く優れているから高価値で取引されているから、スライム討伐の時は提出用の他に売る用や個人用に採取キッドは用意するモノなのよ。」

ギルドに着き、まず提出用を渡し報酬を貰い、そこから採取した八割を売り三十ゴールドと交換し、残りはミヨネとニョスで分けあっていた。

ライトに関しては本当に効くのかと思いながら二人を優しく見ていた………

「分け終わったみたいだし、時間的には少し早いけど、レ・ピオネに行ってご飯を食べようか。」

「賛成、僕お腹ペコペコ」

「そうね、お昼は少し少なかったものね。」

レ・ピオネに着きいつも通りご飯を食べ、いつも通り話をし、店を出て星空を楽しみつつ三人で宿に戻った。

それから、出発日までいつも通りクエストをやりご飯を食べるなどのループをし、いよいよ出発日当日の夜明け前

「おーい、ライト君たちこっちこっち」

「どうも副団長さん、これから王都までよろしくお願いします。」

「よろしくお願いします」

「よろしくね、副団長」

こうして、ライトとミヨネ、ニョスの王都へ向かい、冒険への第一歩となった。


変な文や荒い文はそのうち全部直します

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