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招待状と騎士団

翌朝になりいつも通り静かな朝が来た…


食堂に向かい、いつも通り3人で朝食を食べ、今日、何をするか話をしようとしたら、ギルドの役員の人がこっちに向かってきた



「すいません、ライトさん、ミヨネさん、ニョスさんですよね」


「「「はい」」」



「まず、個性魔法はその人にしか使えない魔法だから個性魔法と呼ばれているわ」

「なんとなくだけどその辺はわかっていたから大丈夫だよ。」

「そしたら、個性魔法には発動魔法と常時魔法の二つに大体わかれていて、発動魔法はその人にしか使えない特殊な魔法で普通の魔法と同じように詠唱が必要と言うこと、そして常時魔法は常時発動していて効果を発揮してくれている魔法があるのよ。」

「常時発動してくれているのはいいね、そしたら僕の場合、全ての魔法が使えると言う事はこれも城島穂の一種なのかな」

「たぶんそうね」

ニョスは少し考えて気付いてライトに言った

「ライトはそのことに気付いていたから僕たちに個性魔法も教えて欲しかったんだ」

「ほら、全部の魔法ってことは個性魔法全部も含まれてないと不思議だからね。」

「ニョスもやっと気付いたみたいだし、ニョスの個性魔法も全部教えてあげなさい。」

「もちろんそのつもりだよ、僕うは二つ覚えているし二つとも戦闘中で見ていると思うけどまだ簡単なロードから教えるね」

「ロードってニョスが魔法詠唱を言わずに魔法名だけで使っていた、あれ?」

「そうだよ、少し説明するとロードは一度発動したことあるものをイメージ覚えておくことが大事で、使う際は魔法名を言い発動状態を思い浮かべるだけでいいんだよ。」

「なるほど、脳内で映像保存しておけば良いんだね。」

と言い一番使うコート魔法の記憶に新しい最後に使ったサンダーコートを試してみた。

「サンダーコート」

ライトの大鎌には雷が宿り簡単にロードをマスターした。

「さすがライトね、一発でニョスのロードを覚えるなんて」

「そしたらもう一つのスラストも教えるけど、これはそんな簡単にはマスターできないからね」

ニョスはロードを一発でマスターされたことに少しショックを受けてライトに少し八つ当たり気味でスラストを教えた。

「スラストはスピードを強化する魔法で僕は三倍ほどのスピードまで上げて動けるんだよ。」

「これは身体的なコントロールがあるから少し気を付けないとケガするから気をつけなさいよ」

「心配ありがとうミヨネ」

ライトはスラストを試してみたが大幅なずれではなかったが多少ずれた

「本当だ、これはかなりの身体コントロールが必要だし体力も入りをうだね。」

それから何十回とライトはスラストを試しようやく完璧の場所に移動することができた。

ライトは二つの個性魔法をマスターして思った。

「そう言えば一度だけロードを試したことあったけど、その時は内容を理解していなかったからだと思うんだけど発動できなかったから内容さえ覚えれば全部完璧に使えるんじゃないかな」

「そうね、理解さえできれば古代魔法とかももしかしたら使えるんじゃない」

「古代魔法?」

「古代魔法はその名の通りで古代の魔法なんだけど内容を理解しても誰も使えないとされている魔法なの」

そしていつものご飯の時間が過ぎていることに気付き慌てて街に戻った。

「ご飯のこと忘れていたからすごいお腹減ったよ」

「そうだね、お腹減ったしレ・ピオネに行こうか」

「ニョスの言う通りお腹減ったから、そうしましょうか」

三人はレ・ピオネに行きご飯を食べることにした。

レ・ピオネに着きメニューを見ると新メニューが増えていたのでどんなものか、まず説明を見てみた。

「何々、穀類を粉にしてそれに卵などを加えて紐のようにした主食に獣肉や香りの強い野菜で作ったスープをベースとした白いソースをかけたモノ【ホワイトピスタ】」

ライトは少し考えパスタだと気付きホワイトピスタを頼んだ。

ミヨネとニョスもライトが頼んだのを見て同じものを一緒に頼んだ。

数分が経ちホワイトピスタが届きぼくたちはキレイな白色のソースと思った。

軽くソースを絡めて一口を食べた。

「「「美味しい!」」」

「何この白いソースすごく美味しい!」

「本当だね、うま味がしっかり出て塩味も効いているのに程よく甘い……本当に美味しいよ。」

「ライトが何を言っているかわからないけど本当に美味しいよ、コレ。」

そう言いながらあっという間に三人は食べ終わった。

「いやぁ、ピスタ最高ね、また食べに行きましょう」

「だねぇ、また食べに来よ、ミヨ姉、ライト」

お金を払い店から出て宿屋に戻った。

ライトはすぐに部屋に着くなりシャワーを浴びて、ベッドに上に横たわった。

「今日はここへ来て一番疲れたなぁ」

そう言いながらライトは疲れて眠りに落ちた。

翌朝になりいつも通りの静かな朝が来た……

食堂に向かい、いつも通り三人で朝食をたべ、今日は何をするか話をしようとしていたら、ギルドの役員の人がこっちに向かってきた。

「す、すみません、ライトさん、ミヨネさん、ニョスさんですよね」

「「「はい?」」」

ギルド役員の人は走り疲れていたのでライトは水を一杯渡した。

勢い良く水を飲み干すと

「ギルドマスターがライトさんたちを急ぎでお待ちしています。何でもレッドファングを倒したことと言いたった三人でデュラハンの城をクリアしたことについて、この国の王様の耳に入ったそうで王様からの伝令をギルドマスターが預かっているそうです!」

「そ、そうですか」

ライトたちは少し不思議に思いながら準備を済ませてギルドに向かい話を聞きに行く事にした。

「こ、こんにちはギルドマスターさん、王様からの伝令を聞きに来ました。」

奥の方から少し汚らしいおっさんを見つけた。

「嗚呼、ライト様御一行ですね」

だるい感じでおっさんが話しかけてきた。

「もしかて、あなたがギルドマスターですか?」

「そうです、私がギルドマスターのエイシェルドと言います。」

少し驚いたが伝令のことについて聞いた。

「それで王様からの伝令とは何ですか?」

「えっと、ここではあれなので奥のギルド会議室で…」

ギルドマスターのエイシェルドに連れられ会議室に行った。

「では、改めまして王様の伝令を伝えたいと思います。」

【この国の王だ、まず、この度のレッドファング討伐は感謝する。このレッドファングは、我らの国の騎士達が我を守る為にと言い二か月前に追い払った魔物でそこからしばらくはレッドファングについては、耳に入ってこなかったからどこかで強い冒険者にやられたのだと思っていたのだ。だが一か月半くらい前からレッドファングが冒険者の少ない街に現れたと聞いて急いで岸を向かわせたのだが騎士たちが遅れる事態に陥り、知り合いであったエイシェルドにウェアウルフだけでもと言い最低限レッドファングから逃げきれるBランク帯に設定してもらったのだが結局死人が四人ほど出てしまい、そのあとに駆け付けたライト殿御一行の皆さんが倒してくれたと言う事だった。それで、感謝の気持ちに手紙を渡す。追申、手紙だけでは割れの気持ちが収まらないので割れの城絵招待させてもらう。】

「と言う事なので王様からの手紙に招待状だ。」

「ありがとうございます。」

「やったね、ライト、ミヨ姉!」

「それで、私たちはいつ頃王様のお城に向かえばいいのでしょうか?」

「嗚呼、それならもう少ししたらレッドファング討伐に来るはずだった討伐隊が着くとそうなのでそれに同行をお願いするとのことだそうですので部隊が着いたら指示を聞いてください。たぶん討伐の皆さんは休憩されるはずなので」

「わかりました。それでは部隊が付き次第また連絡下さい。それまではいつも通り過ごさせてもらいますので。」

ちなみに三人は心の中では「到着遅れたのに休憩は取るんだ」と思っていた。

一時間程で伝令の話は終わった為、お昼まで時間はたくさん余っている。

「時間余っているけど、午前中何する?」

「そうだねぇ、ショッピングとかする?」

「それイイね、ライト行こう行こう!」

ショッピングエリアに向かった。

「ミヨネとニョスは、まず何を見たい?」

「僕は武器を見に行きたい。」

「そうね、ニョスの言う通り新しい武器を見に行って冒険の準備をしてもいいかもね。」

そして三人は武器屋に……

「いらしゃい」

ゴリゴリマッチョな店員さんがいた。

「私は杖を見に行ってくるからニョスとライトは近接コーナーの方に見に行ってもいいわよ。」

「そうする、行こうニョス」

そう言い魔法具のコーナーと武具のコーナーに別れた。

「僕は、後でいいからニョスの剣から先に見に行こう。」

「うん、ありがとうライト」

剣を見に行くと安い剣はタルに置き立てられ、百本近くあり、高い剣は壁に飾られていて、三十本程あった。

ニョスが剣を探している横でライトは質問した。

「ニョスはどんな剣が使いやすくていい剣だと思う?」

ニョスは剣を探しつつ答えてくれた。

「僕はね、安くてもいいから刃の部分がしっかりしていて手にしっくりくるモノで少し重めな剣がいいと思うんだ。」

「なるほど、刃がしっかりして、手にしっくりするモノはわかるけど、なんで重めの剣なの。」

「重い剣の方が力で押しきれるし、僕的には使いやすいんだ。」

「そう言う事ね、そしたらこう言う重たくて、刃がしっかりしている…えっと、オルガグゼフとか言うこの黒い剣とかがいいの?」

「ちょっと貸して」

ニョスはオルガグゼフを手に取り広いスペースでオルガグゼフを振って確かめた。

「うん、ライトのセンス良いよ、僕好みの重さにグリップ感、後は斬れるかだけど、刃を見た感じきれいに磨かれているし、魔法石も付いているから大丈夫そうだよ!」

「それは良かった、でもこれ結構高くて二十七コールドだけど大丈夫?」

「うーん、一様貯めて三百ゴールド程あるから帰るけど旅のこと考えると…」

「そうだね、王様の招待も来たから少し早めにこの街から出る事にもなったしねぇ」

ニョスは今後のことを考えて買うことを決断した。

「うん、王様のところに行くし、今後何が起きるかわからないから買うよ!」

そしてニョスは、購入しに店員さんのもとに行き、二十七ゴールドを払いオルガグゼフを購入し、ミヨネと一緒に戻ってきた。

「ミヨネも何か買ったみたいだけど何を買ったの?」

「よく聞いてくれたわライト、私もニョスと一緒で新しい杖を買ったのよ、それもかなり良いモノをね…その名もエルガンデスタッフよ。」

「ミヨネってそんな子供っぽい一面もあったんだね、それよりどんなモノなの?」

ミヨネは顔を赤くし恥ずかしみながら杖について答えた。

「こ、これは妖精樹をベースに魔法石も付けて、エルフが鍛え上げたものすごい杖なのよ!」

「ちなみにミヨ姉が買った杖は、六十二ゴールドもしてた……」

「なんだろう…良いんだけど、ミヨネはこういう事になるといつもと逆でニョスの方がお姉さんみたいだね。」

ミヨネは恥ずかしさの限界がきて杖をしまい、下を向いて少し落ち込んだ。

「取り敢えず、僕も新しい装備にしたいから大鎌の方を見に行きたいんだけどいいかな。」

「いいよ」

「いいわよ」

すると店員さんが……

「すいません、大鎌は使う人が少なく、この街に居ないと思っていたのでここでは扱っていないんですよ」

「そうですか、そしたら防具だけでも見て新しくしようかな」

とライトとミヨネ、ニョスは防具コーナーに向かい、動きやすい軽装の方に目を付けた。

「どんなのにしようかな…」

「ライトライト、これはぁ?」

ニョスは奥から重装備を持ってきた。

「選んでくれてありがたいけど僕は、軽装の方がいいんだよね、ごめんね、ニョス。」

ライトは謝りつつニョスの頭を撫でた。

ニョスは嬉しそうに少し顔を赤くして撫でられていた。

「軽装がいいならこれはどうライト?」

「見た目はカッコイイし、そんなに派手でもないし、それに素材もミスリルを使ってあるからいいけど……セットで三十七ゴールドかぁ、もう少し安い方がいいかな、二百ゴールドは残したいんだ。」

そう言いミヨネの頭も撫でた。

ライトは三十ゴールド以下で探してみるも見た目が変わった変な装備か、やたら派手な装備しかなく、結局何も買わずに店を出た。

ライトはため息をつき、ミヨネとニョスにドンマイと言われるかのように慰められた。

それから、ミヨネとニョスの買い物に付き合うことになり数時間が経ち、お昼の時間になった為いつも通り、レ・ピオネでご飯を食べようと思いレ・ピオネに向かい中に入った。

すると、フル装備でご飯を食べている人たちがいた。

「うわぁ、すごい装備の人達がいるね」

「そうだね、何か装備に紋章あるけどもしかして、あれが王様の騎士?」

「あの紋章は間違いなく王国騎士の紋章ね、取り敢えずライト、あいさつした方がいいんじゃないいの」

「僕!?」

「ライトに決まっているじゃない」

「わかったよ」

そう言いライトは仕方なく騎士団の一人に近づき、あいさつしに話しかけた。

「あの、もしかして王国騎士の方たちですか?」

「おう、そうだがどうした、あんちゃん」

「いえ、ただあいさつをと思いまして……」

「あいさつ、もしかして入団希望者かぁ、嗚呼ダメダメ、今は任務中だし、今は時期が違う」

「そう言う訳ではなく、僕たちが招待状を貰った者なのであいさつをと……」

急に、レ・ピオネにいた騎士団の全員が笑い出した。

「いや、すまんすまん、その細身であのレッドファングを倒し、招待状を貰ったモノとかいうもんだからつい」

「おい坊主、冗談も大概にしろよ」

ライトはアハハと軽く笑っていたらギルドの人が来た。

「らいとさま、ミヨネ様、ニョス様はいらっしゃいますか?」

「いますけど、どうかしましたか?」

「いえ、騎士の人が到着されたら連絡してほしいとのことでしたので…」

「ああ、そうでした、ありがとうございます。ですがもう見つけましたので」

ギルドの人はその言葉を聞き周りを見て驚きのあまりすぐに張り去った。

「まぁ、ギルドの人が言っていた通り、僕がライトで王様から招待状を貰った者なので…」

招待状をライトは騎士の人に見せた。

「ほ、本当だったのか……それなら俺らじゃなくて街の入れ口付近に俺たち騎士のテントが張られているから、そこに行くといいぜ、団長や副団長も居るはだからよう………」

「ありがとうございます」

そしてライトたちはテイクアウトできる軽いサンドリー【サンドウィッチ】と言うモノを頼んでテントに向かった。

「それにしても騎士の人達ギルドの人が来た瞬間急に静かになったけど何だったんだろう」

「それはねニョス、僕たちが本当にレッドファングを倒した本人たちだと気付いて、驚いたからだと思うよ。」

「なるほど」

「それにしても、失礼な騎士たちだったわ」

ライトたちは会話しサンドリー【サンドウィッチ】を食べながら歩きテントに着いた。


これから1週間に1本の予定で上げて行きたいと思います。

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