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ギルドとクエスト

この世界に僕の名前は合わないからギルドに登録する時は神様にこの世界に合う名前でと言われていたのでライトという名前で登録した。

「そしたら、ギルド登録もしたしえっと…そう言えばまだ僕たち君の名前聞いていなかったけどなんて言うの?」

「えっと、僕の名前はライトだよ。これからよろしく!」

「「こちらこそよろしくねライト」」

お互いにしっかり自己紹介が終わり早速依頼の巨大オークの場所に向かった。

双子の二人は場所に着くと何かを察知したらしく武器をパルスフォンのアイテムカーソルから取り出し戦闘態勢に入ったので僕も大鎌を取り出し構えた。

そこえ、巨大オークが普通のオークを何体か連れてやってきた。

「何だ、あのデカさは、五メートルいや、七メートルもあるぞ!」

僕が驚いている間に双子のミヨネとニョスは連携を取り巨大オークたちに攻撃を始めた。

ライトは落ち着き攻撃態勢に入ろうとして考えた。

僕は魔法を全て使えるようにしてもらったが詠唱などをまだ教わって無いから大鎌で攻撃するしかないと思い攻撃を始めた。

そこから十数分掛けて数体のオークを全て倒し、残るは巨大オークになり、ミヨネとニョスが巨大オークに挑んだが厳しいモノがあり、二人は大技を繰り出したが巨大オークはまだ倒れず二人は巨大オークから離れて「「もう限界」」と言い座り込んだ。

「二人とも大丈夫」と駆けつけた

「「大丈夫」」

「なら僕が残りをやるから任して休んでて」

そう言い、二人の頭を撫でて敵【巨大オーク】の方へ向かい、ライトは敵【巨大オーク】の頭くらい跳び敵【巨大オーク】の首を大鎌であっという間飛ばし、敵【巨大オーク】を倒した。

その様子を見ていたミヨネとニョスは唖然としていた。

「お疲れ様」と言いライトは近づいた。

「お疲れ様じゃないわよ、何なのあの動き」

「それよりスゴイね、あの巨大オークを大鎌の一振りで首を飛ばして倒すなんて本当にライトはスゴイね。」

「まぁ確かにすごかった。それよりあなた何者なの?」

それに対しライトは嘘を無く言った。

「ある偉い人から勇者としてこの世界とは違う世界から連れて来られたんだ。」

「偉い人って誰よ」

「それ僕も気になる」

「それに違う世界って……」

少し面倒だと思い話を変えた。

「そ、そう言えばこのクエストの依頼金額は?」

「話をずらしたわね。まぁいいわ、このクエストの依頼金額は六ゴールドよ」

「そんなに貰えるの!」

「だってこれは八人パーティー推薦のBランク大型クエストだもの」

「そうだったんだ………それよりもう大丈夫なの?」

「ええ大丈夫よ、ニョスも大丈夫でしょ」

「うん」

そして採取キットで巨大オークの一部を持ち帰りクエスト完了の報告を澄ませた。

それから夜になったので、三人でレ・ピオネに行き、ご飯を食べた。

「そう言えばライトはどこに泊まっているの?」

ミヨネに聞かれまだ宿屋に行っていないことを思い出した。

「あっまだ、部屋を借りにファミリオンに行く事忘れてた!」

「ファンリオなら私たちと同じね、案内するから一緒に行きましょう。」

案内されるまま、ミヨネとニョスについて行き、ファミリオンに着いた。

「アミさん、ただいま新しく部屋を借りたいって人連れて来たよ。」

「ありがとう、ミヨネちゃん、連れて来た人って男の人。もしかして彼氏?」

ニヤリとアミは笑いミヨネをからかった。

ミヨネは顔を赤くしてライトに八つ当たりしながら言った。

「そんなのじゃありません。それより早くチェックインしなさいよ!」

「あ、あの一か月間お願いします。」

「はーい、ありがとうございます。一ゴールドになります。」

ライトは部屋を借りることが出来た。

「今日はありがとう、ミヨネ、ニョス」

「ありがとうは私たちの方よ。それで、もし良かったら何だけどこれからも、一緒にパーティー組んでもらってもいいかなぁ?」

僕は、この世界のこともまだはっきりわかっている訳でもなかったからパーティーを組むことにした。

「こちらこそよろしく。」

「「ありがとう」」

またハモって言われ、ニョスには無邪気に抱き着かれて、今日の冒険は終わり、部屋へ行き、今日の疲れをシャワーで癒しこちらの世界に来た時の服を寝巻にしてライトは寝た。

そして朝になり、日差しでライトは目を覚ました。

朝食を食べれる宿の為、ライトは一階の食堂に行った。

「ライトおはよう」

「おはよう」

あくびをしながらライトはミヨネに挨拶を返した。

「眠そうね、それより何その服、ローブのような帽子が服に付いているみたいけど。」

「あぁ、この服は僕の国の服でパーカーとカーゴパンツっていう服なんだ。」

「へぇ、結構いいわね、特にパーカーなんて可愛くて私も欲しくなったわ。」

そう話しているとニョスも眠そうではあるが、起きて食堂に来た。

「ふにゃ~おはようミヨ姉、ライト」

「うん、おはよう」

「おはようっじゃないわよ、ニョスも女の子なんだからしっかり起きなさいよ」

ミヨネはお姉さんらしくニョスに説教をして目を覚まさせた。

目が覚めてちょうど良く朝食も来たので皆でご飯を食べ始めた。

ライトとミヨネも一緒に食べて最後に皆でお茶を飲み、一息着きながら今日について話し合った。

「昨日は巨大オークを倒したからお金は十分あるけど、どうする?」

「クエストじゃなくても良いなら僕に魔法を教えて欲しいんだけど教えてくれないかなぁ、魔法の方は全て使えるんだけど呪文などをまだ一つも覚えていないんだよ」

ミヨネとニョスは魔法を全て使えると言う言葉を不思議に思い質問した。

「何で全ての魔法を使えると知っているのに魔法を覚えてないのよ」

ライトは少し困ったがすぐ返答した。

「ほ、ほら前も言った偉い人がいるじゃない、その人は魔法にも詳しくてその人いわく僕は全ての魔法を使えるみたいなんだ。」

「ふぅ~ん、そしたらその人に聞いた方がいいんじゃないの?」

「その人はすぐに会える人じゃないので今から教わる事になると時間が掛るみたいな人なんですよ。」

「なら仕方ないわね、私たちが教えてあげるわ。これでも私は水魔法と光魔法、風魔法の三つ使えるし」

「僕は炎魔法に個性魔法【スキル】二つを使えるよ!」

「へぇ、そしたら闇魔法以外なら覚えられるんだね、ありがたいよ。」

少し準備をして街から少し離れた場所にある開けた空き地に出て魔法の練習に取り掛かった。

「そう言えばライトの武器は魔法が使えるように魔法石とか付いている?」

「魔法石?」と首を傾げた。

「魔法石は魔法を使うために必要なモノで魔法石が無いと魔法が暴走するのよ。」

「そしたら何故ミヨネは魔法石らしき石が付いてないのに魔法が暴走せずに使えているの?」

「それはね、この杖の木には魔法石の代わりになる精霊の木が使われているんだよね。」

「因みに僕の剣には魔法石が付いているから剣でも使えるんだよ」

ライトは魔法がこんなに奥深いモノだと初めて知り魔法を使うのが楽しみになり、ライトはすぐにパルスフォンのアイテムカーソルから大鎌を取り出し、魔法石か精霊の木が使われてないか確かめ、運良く魔法石が付いていた為、早速ニョスが使っていた武器に属性魔法を纏わせる魔法【コート】を最初に教わる事にした。

「コート魔法は属性を決めて武器に魔法の流れ【オーラ】を纏わらせる感じで使う魔法なんだ!」

「感じじゃないでしょニョス、それに魔法を使う時のオーラについても話しなさい!」

少し面倒くさそうにニョスはオーラについて話した。

「オーラは魔法を使う時に体にあるエネルギーを使って扱うモノの為、身体にそのオーラを循環させることが重要になるんだけど、僕は纏う感じで考えて使っているから纏うって言ったんだ。」

「まぁ、まず私とニョスがやって見せるからしっかり見て覚えてね。」

そう言いミヨネとニョスは実演して見せてくれた。

「わかってもらえた?」

「ライトなら僕と同じで感覚が鋭いと思うから大丈夫だよ」

ライトは感覚を尖らせて教えてもらった通りにオーラを循環させてみた。

「その調子でオーラを保ったままニョスが使ったコート魔法の呪文を唱えてみて」

言われた通りにオーラを保ちニョスと一緒に呪文を唱えた。

「属性の一つ炎よ我が身体に廻りしオーラを炎とし武器に纏えファイアコート」

「属性の一つ炎よ我が身体に廻りしオーラを炎とし武器に纏えファイアコート」

魔法を詠唱し武器に炎を纏わせた。

「うおぉ、これが魔法かぁ…これで僕も魔法使いだなぁ。」

「因みにこのコート魔法は炎のところを水に変えたり風などに変える事で属性変更出来るわよ、勿論、ファイアのところもアクア、ウィンド、サンダー、ホーリー、シャドーに変えれば使えるわ!」

ライトはなるほどと思い他の属性も試していき、お昼を食べた後で他の魔法も教わった。

そして時間が経ち夜になった。

「もうすっかり暗くなったからまだ教えていないモノはまた後日ぼちぼち教えるから今日はこの辺にして帰りましょうか。」

「賛成」

ミヨネとニョスは疲れ果てていた。

「ごめん、こんな時間まで突き合わせてしまって、お礼にご飯奢るよ」

帰りにレ・ピオネによりミヨネとニョスにご飯を奢り、皆でご飯を食べて魔法のことなど話して今日は解散した。

そして次の日になり、また朝食を三人で食べて今日の予定を決めていた。

「昨日は私たちが知っている魔法はほとんど教えたけど今日はどうする?」

「そうだね、今日は教えてもらった魔法を試してみたいから、巨大オークより強いクエストをやりたいかも」

「それならギルドに行っていいクエストが無いか見ましょうか」

「僕らも強くうなりたいし、ライトと居れば安全マージンとしては充分取れると思うから、ちょうどいいね」

そう言いライトとミヨネ、ニョスの三人はギルドに向かった


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