表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
もうひとつの個性世界  作者: 氷花
第1章 APWと日常
9/72

第8話

少々読むsideがたくさんあるので、注意してください。

「ただいまー」

「・・・ただぃま」

そういって俺と妹はギルドに戻った。


「「おかえりー」」

そういって迎えてくれた。


「だいぶ戦いに慣れてきたし、そろそろ次の街にいってみるか」

「そうね」

「賛成!」

「・・・おにぃがいうなら」

そういい、俺たちはパーティーを組み、

次の街へとつながるダンジョンへ向かった。


~第1層~

「何か毎回同じつくりだから面白くないね・・・」

ふと紫炎がそのような発言をした。

「そうね・・・いい加減少し変えてほしいかな?」

蝶までそんなことをいっている。

すると、俺たちは少しおかしな現状に立たされた。

そう、さっきまで見ていたダンジョンとまったく違う風景。

しかも周りには自分ひとり。


「みんなどこだ!」


「みんなーどこー?」紫炎


「みんな?」 蝶


「・・・おにぃ?」


それぞれひとりなため叫んでみるが反応はない。








~夜side~


「みんなどこだ!」

しかし、誰の声もしない。


「!」

また、周りの様子が変わった。

「・・・。」

どこかの部屋。そこには机、椅子、黒板など、どこかにありそうなものが並んでいた。

そう。そこは、現実世界の学校。よく見ると自分のクラス。クラスメイト。


「・・・。はぁどうせ来るならもっと楽しい所がよかったな・・・」

そう。俺はクラスにいまだになじめていない。

それどころか友達もいない。だからいつも二人一組も省かれる。

もちろん、男子からも女子からも。


理由は単純。

俺が周りを避けているから。たぶんそんな所だろう。


話を戻そう。


教室からは何か話し声が聞こえる。

「夜君てさ、かっこいいけど話しかけずらいよね・・・」

「やっぱり?私も思ってたんだよねー、実は結構気にかけてるんだけどなぁ・・・」

「2人も?実は私、彼に一目ぼれしちゃったみたいなんだよね・・・」

みたいな話をしている。

「俺って意外とみんなに思われてるのか?」

続けて聞こえてくる声。


「俺さ、あいつとペア組みたいんだよね・・・なんだかんだいってあいつって

勉強とか運動できるじゃん?」

「あいつは俺のペアだぞ!引き抜きは許さん!」

「誰も相手にしてないだろ!だから俺のもんだ!」


そんな声まで聞こえてくる。

「俺はこのゲームに逃げてたのか・・・」

俺は現実に戻ろうとした・・・。


~星花side~


「・・・おにぃ?」

しかし、愛する兄はいない。

「・・・許さない」

そう思ったとき、景色が変わった。

それは、いつのも家。そして真横で寝ている兄。


「・・・おにぃ」

呼んでも兄はおきない。

(これはチャンス!)

目を光らせて兄に近づいた。そして、布団の中に入っていった。

しかし、兄はおきない。

(ふふふ、これは好都合)

星花は続けておにぃの体に触れてみる。

「!!!」

いきなり兄に抱きつかれたのだった。

「・・・おにぃ?」

しかし、反応はない。

「・・・寝返り?でも役得」

そのままじっとしていた。

(・・・現実世界ではこうなってるのかな?)

そう思い、ログアウトしようとした・・・。


中途半端になってしましましたが、次の話は蝶と紫炎、

そして、このダンジョン攻略編です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ