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もうひとつの個性世界  作者: 氷花
第1章 最終決戦
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第55話

だいぶ遅くなってしまいました。


そして、今年もよろしくお願いします!

これから行われるのは、二人の夜による、自分が本物ということを証明することである。


その場に設けられたルールは、



証明中に攻撃は不可とする。それは関係の無いものたちでも適応される。

ただし、倒すための動きを見て判断する場合のみモンスターの召喚が認められ、それに対しては攻撃を許可する。ただし召喚モンスターとの戦闘は、一人1回までとする

証明において、公平に行うため、投票する場合、審査員には目隠しをしてもらい、投票をする。ただし、生きている人のみ権利をもつ。

投票は全部で2回行われる。2回目が証明の結果となる。審査員とは、その場にいる夜を除く人たちを指す。

投票され、票数の多いほうが本物と思われるほうとする。


以上となった。




※ここからは、桜姫をいた夜をA、一緒にいた夜をBとする。ここからの視点はその場にいる夜と夜以外のだれかの視点で話が進むので、視点の急転に気をつけてください←(なら読みやすくしろよっ)




(ここで二人が主に発言するためのポイント。それはAの場合はいかに本物と証明するか。Bは今までの経験を言うことにより信用を得ることができる。

つまり、今のところBが本物に選ばれる可能性が高いというわけね。ただし、Aがどういう話を持ち出してくるかによるかな・・・?)


証明は交互に行うこととなった。まずは先行。夜Aの番である。


「俺は本物だ。理由は単純、桜姫が俺の所にいたことが理由だ。桜姫たち魔剣は主は一人と決まっているはずだ。そうだろ?」


「ええそうね」

「そうですね」

「いかにも」

「同上」


「以上で発言は終了する」


(これはなかなかの理由ですね。魔剣の影響は確かに大きいはずですね)


次に夜Bの番になった。


「騙されるなよ?俺は今までお前たちと一緒にいたじゃないか!そいつが偽者だ。その魔剣がどうしたんだ?俺たちの一緒にすごした時間はそんなに安いものだったのか?」


(確かに。今まで一緒にいた時間は確かです。ですが・・・夜さんが魔剣を、桜姫さんを見捨てる・・・?そんなことはないはず・・・)


明らかに失言をしたようにも感じた。



「では、これだけじゃ間違いなく決められないので、モンスターへの攻撃を見てみましょう」

冷静な顔で薔薇は告げた。


≪システムコード≫ ≪特殊コード≫ ≪特別コード≫ ≪モンスター召喚≫ ≪レベル設定≫ ≪レベル最大 MAX≫


このように設定をする。


「武器は自由に使ってください」


そういってその場の全員が装備していた武器をはずし、その場に置く。


置かれた武器は、直剣2本、細剣、大斧、杖、小太刀、小刀、槍、大盾などだ。


Aはもちろん桜姫を使う。

Bは直剣2本を使うようだ。


「それでははじめてもらいましょうか。順番はどうしますか?」

薔薇は進行役に徹している。


「俺からやろう」

そういったのはBだった。


「では、はじめてもらいましょう」


そういってその場の全員はBから距離を取った。



少しの間、その場に沈黙が続いた。


時期に先ほどのプログラムで設定された状態のモンスターが現れる。


そこに現れたのは切り株の形をしたカッターウッドと呼ばれるモンスターだった。


名前にカッターがついている理由は切り株の途中に生えている枝(腕のようなもの)がカッターのように切れ味をもっているためであろう。

全体的に気なのだが、ところどころに鋭い刃のような枝も見える。


Bはモンスターを確認し、すぐに動き出した。

直剣2本を後方で引きずるように走る。そして敵に近づいてきたところで左手の直剣を投げる。


カッターウッドは飛んでくる直剣を枝ではじき返してきた。

(これがレベルMAXの力ですか・・・)

跳ね返ってきた直剣の柄をぎりぎりでつかみ、さらに接近する。

直剣の攻撃範囲に入った所で右手の剣を振るう。

カッターウッドはそれを防ぎながら切り株上部分のささくれ部分から木の破片を飛ばす。


Bはそれを開いている左の剣で防ぎ、体をねじりながら木の上に立つ。

そして2本の剣を突き刺す。


いくらカッターウッドとはいえ、木であるため突き刺さる。

バキッという木を割ったような音が聞こえ、カッターウッドは真っ二つに割れ、消滅した。


「ふぅ。これで俺は終了だ。次はお前の番だ」


二人の夜は位置を交換し、今度はAがフィールドに立つ。


今度現れたのは、カッターウッドではなく、ステルスバードと呼ばれる鳥。基本的に視界に入らない。というよりも、周りの色に完全に同化し、不可視となる鳥である。

本来は攻撃性は無く、穏やかな鳥。ステルスバードの産むステルスエッグと呼ばれるアイテムが商売され、とても美味らしい。能力上昇の追加効果もあるらしいが、見えないため捕獲も売買も困難で超高級特殊調理食材である。


では、どうやって捕獲、売買されるかというと、まず捕獲の場合。一瞬だが光の反射や環境の変化により色彩のバランスが辺りと変わることがあるらしい。

その瞬間に布を投げ、魔法で巻きつけて場所を探すという手段らしい。ただ、今まで成功している人は4人程度らしい。


ステルスエッグはステルスバードが止まった場所の近くにあると考えられ、触った感覚は確かにあるらしい。

その感覚を頼りに捕獲するらしい。たまにステルスバードの雛を連れてくることもあるらしい。



と、まぁ、大変めんどうな鳥である。

まだ開始前なので姿は見えていて、近くの木の枝に止まっている。


ただし今回は目つきが通常と違い、洗脳されているように真っ赤な眼球。体のサイズも一回りは大きくなっており、くちばしも鋭くとがっている。

なぜ今このように説明できるかというと、私には見えているからです。


あっ、私のことは気にしないでください。ただの説明の人なので。



「さて桜姫。どうするか」

Aは本当に困った顔をしている。

「そうね。私の力を使ってもいいけどそれだと証明できない可能性もあるわよ?」

「そういえばさ、桜姫の力って何なんだ?」

「あら、知りたいの?」

「まぁ桜姫がいいならば」

「そうね・・・まぁ別に言っても意味は無いのだけれども・・・まぁいいわ。私の力に正式な名前は無いの」

「名前が無い?」

「さっきも言ったように、後付された存在だから名前も本来は必要なかっただけね。力の内容としては知りたいことが知れるというところかしら?」

「それってすごいことじゃないのか?」

「言葉通りならば便利なのだけれども、それほど役には立たないのよ。知りたいことを知ろうとしても、ブロックされるってところかしらね。そんなにおいしい話は無いってことよ」

「んー。何かよく分からないな。それだったらやっぱり後付なんかいらないんじゃないのか?」

「言ってしまえばそうね。私もそれは思っていたわ」

「実際、適当だよな・・・。さて・・・これからどうするか」

桜姫の力もあまり頼りにならない、と考えていた

が、しかし桜姫が口を開いた

「あら、忘れたの?私の力は説明したはずなのだけれども?」

「でも、知れる範囲があるんだろ?」

「それはシステム的な内容よ?この程度のことなど、どうってこともないわ」

「それを先にいってくれよ・・・」

「聞かなかったのは夜のほうよ」

「・・・そうかも」


となると、これで情報が手に入れば倒すことは可能になる。

しかし、今回は倒すというよりも自分が本物の“夜”であることを証明しなければならないため、単純なことではない。

どう証明するかも自分なりに考えなければならない。


「時間もなあまりないし、早急に手を打たなければならないか・・・。とりあえず桜姫、ステルスバードの倒し方を教えてくれ」

これは必要不可欠な情報でもある。

あえて倒さないという手もあるが、Bが敵を倒したということもあり、これは必然的に倒さなければならない雰囲気となっている。


「そうね。でもステルスバードは結局の所普通の鳥とも動きは変わらないから、見えてしまえば攻略は簡単よ。ただし、普通の刀や剣、槍などの近接中距離武器ではまず倒せないと思ったほうがいいわね」

「それはなぜだ?」

「理由は簡単。ただの鳥とはいったものの、ステルスバードは自分の体に危険を感じると動く速さが急激に上がるのよ。つまり切断や打撃系の攻撃をたやすくよけられてしまうということよ」


ここで俺はこの勝負には勝てないという可能性が高くなることに気づく。


急激に心拍数が上がり始め、手に汗をかき始める。

体の毛穴という毛穴からいやな汗もかき始め、寒気も同時に襲ってきた。


理由は単純。“夜”という人物は、今まで2種の職業についていた。それは刀と銃である。そして“夜”という人物はもちろん両方の武器を使っていたわけだが、実際のメイン武器は刀である。さらに言えば、双剣のように二本のかたなを使っていた。

ということは、使う武器も刀か剣のほうが証明はしやすくなる。


しかし今回、ステルスバードは近接系統の攻撃は当たらない。つまり銃で挑むしかなくなる。

もちろん銃でも大丈夫なわけだが、Aの予測では銃の印象はあまり持っていないだろうと考えた。


銃という武器は確かに使い勝手もよく、隙があればすぐに打ち込めるものである。

近接武器とは違い、近づかなくとも射程範囲以内ならば攻撃することができる。ただ夜はそれでは戦闘がつまらない。という理由であまり使わなかったのだ。


それが今回は仇となってしまった。


「銃か・・・」

少々深刻な顔をしていたら、桜姫はこういった。

「夜。あなたは忘れたの?後付されたもうひとつの力。≪心技システム≫を」

「あっ!」


そうである。俺は魔女と戦ったときに手に入れた力。その存在を今まですっかり忘れていた。

しかし今それを思い出した。(思い出させられた)これなら証明にもつながる。


「ただし、あなたの“心技システム”を見ていたのはあのときの魔女。つまり、魔春だけ。さらに僅かでも見ていたという希望を持てる同じギルドの人たちはここにはいないわ」

「あっ・・・」

言われてみればそうもそうだった・・・。

「でもこのまま何もせず消されるよりは、抗ったほうが楽しいんじゃない?」

「まぁ、それもそうだな。それにやらないよりはやったほうがいいだろうし」

ここで何もせず終わるのならば、1パーセントでも可能性があるのならばやったほうがいい。

そして、決心する。


「桜姫、俺はやるぞ。だから、俺に力を貸してくれ」

嘘偽り無く、まっすぐに桜姫を見る。

「はぁ。そういうところ本当に反則よね・・・」

なぜだか頬が赤く染まっているようだ。

「私はあなたの武器もの。あなたの思うがままに」

そういって俺に手を伸ばしてくる。

俺は黙ってその手を握る。

「よろしくな。俺の武器あいぼう

そして俺の手に握られたのは、桜色をした二丁の銃。弾は無く、【心技システム】と連動した特殊拳銃となっている。

【心技システム】を使うもの以外には弾は撃てない仕組みとなっており【心技システム】を使うことにより、通常、銃弾を装填する場所に弾が出現されるという仕組みとなっている。

【心技システム】を利用するため、ある意味ではオートマチックピストルやマシンピストルとも呼べる。

口径は9mmほどで、全長220mmほどで、ベレッタのようなフォルムである。


それを両手に持ち、軽く構えを確認し、両腕をクロスして待機する。

「準備完了だ。いつでも開始してくれ」

そう告げると、

「では開始します」という返事があり、


ステルスバードは勢いよく飛び立っていき、姿は空へと消え去った。

どうでしょうか?少しずつ内容を作っていったので話がかみ合っていないかも・・・。


誤字脱字などありましたら指摘お願いします。


これからもよろしくお願いします。

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