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もうひとつの個性世界  作者: 氷花
第1章 APWと日常
4/72

第3話

更新遅れました・・・

そうして、刀使いの転職場所に着いた俺たちは、また同じようなことをし、

転職を終えた。


【夜】

職業【銃使い、刀使い】

LV 10

ATR 50

DEF 50

SPD 120

LUK 60


【スキル】 早撃ち 居合い 抜刀術 ミックスジョブ

【所持金】 24000G


「無事に並列できたの?」

「あぁ、そのようだな」

「じゃあ、また新しい武器と防具つくろっか」

「あぁ、頼んでいいか?」

「もちろん!それで今回はどういうのにする?」

「武器はオススメでお願いする。防具は動きやすいのがいいかな?」

「ん~、難しいけどわかった」

そういうと、彼女はすぐに作業に取り掛かった。

~1時間後~

そういってできたのは、太刀と銃だった。

太刀は華麗な薄紅色で、超軽量化されいて、切れ味は抜群で刃こぼれもしないらしい

銃のほうも中型拳銃でブレと反動とリロード時間の軽減仕様らしい。

「特注品だから、感謝しなさいよ」

「ああ、本当に助かる」

「それじゃ、次は防具ね」

そういって彼女が出してきたのは、藍色といった暗い色の服だった。

しかし、着てみると、相当軽く、動きやすい。

さすがと、いえるような代物だった。

「すっごい!いいなコレ!紫炎がいてよかった!本当にありがとう」

「えへへ、そんなにほめないでよぉ」

というやり取りを30分くらいさせられた後、俺たちは次の街に行くために

森奥のダンジョンに来ていた。

この世界は、基本的なRPGゲームと同じく、旅ができる。

そのためにはそれぞれのダンジョンをクリアしなければならない、

ダンジョンには、通り抜けるためにその場にいるボス級モンスターを倒さなければいけない。最初のボスは、巨大なスライムだった。

なんかどろどろしていて、とても気持ち悪い。

俺はそいつを銃で撃ちながら近づき、刀でひたすら切り続ける。

緑色の液体が徐々に飛び散っていくが、キモイのでどんどん斬って撃っていく。

やがて、ぐじゅぐじゅした液体を残して死んでいった。

「うっわー、きったなっ」

「ちょっと!こっちこないで!」

「しょうがないだろー。とりあえず洗わないとな・・・」

もめながらもきれいに掃除し、

そうして、次の街に進んだのであった。


第2の街

そこは、第2の街という設定だが、大変なにぎわいようだった。

ある意味、RPGの真ん中くらいの町の規模だった。

お店がたくさんあり、フリーマーケット状態だ。

まぁ、それもそのはず、売っている人は全員上位職のプレイヤー。

ザコ系モンスターのドロップ品やクエストに必要なドロップ品を売っている。

この辺のレベルの人にしてみれば、いくらザコドロップでもかなり有効武器になるだろう。

まぁ、俺には関係ないが。

あたりを見渡す限り、基本的にプレイヤーは初期職だ。

しかし俺は興味はないので、紫煙と二人で素通りし次の街へ向かうダンジョンを目指した。


【第4層】

たいていは、このくらいの所までこれればボスのはずだが、この階にはそれらしき影は似当たらない。

「まだ下の層があるのか?」

「たぶん。ここに無いんだからそうだとしか言いようがない」

「それもそうだな」

そして次の層へ降りた。


【第5層】

そこには、血溜りができていた。

見渡す限りの死体。強烈な悪臭。見るにも耐えない死体があちこちに転がっていた。

そこにはB級ボスモンスター「スカルナイト」がいた。

普通ならば、こんな所にB級のモンスターはいないはずだ。

いてもF級の化け物スライムか増殖スライムのどちらかのはずだ。

もちろん、転職したてのプレイヤーでは太刀打ちできない。

そこで、俺は恐ろしいものを目にした。

通常ならば死んだプレイヤーはその場に墓石が現れ、近くの町に強制転送させられる。

しかし、今回は違った。

まるで、消費アイテムを使用したあとのようなエフェクトが現れ、

プレイヤーたちを消していく。

「えっ」

紫煙は声を上げた。

「紫炎、ここから逃げよう!」

そういって、二人は全速力で、その場を後にした。


~街~

「なぁ、このゲームってデスゲームじゃないよな?」

「うん、そのはずなんだけど・・・」

「じゃあ、さっきのはどうして・・・」

「わからない」

そんな会話をしていた。

すると、運営からのメッセージが来た。


【現在現実世界の日付では午後6時を回りました。】


時間を告げるメッセージだ。

このゲームはこのように1時間ごとに現実世界の時間を教えてくれるという親切なシステムだ。

「こんな時間だし、今日はもう落ちよっか」

「そうだね、明日は土曜だし、朝からこれる?」

「あぁ、もちろん」

「じゃあ8時にこの場所で」

「了解」

そいうって、二人は一時的にログアウトしたのだった。


俺は軽くストレッチをし、大きく息を吸った。

「あ~疲れた」

そういいながら台所に行くと冷蔵庫をあけ、お茶を一気飲みした。

すると、インターホンが鳴った。

「はーい」

「あっ夜?ご飯作りにきたよ!」

「お、サンキュ」

そういいながら入ってきたのはクラスメイトの二階堂彩

しかし、家が隣のため、ご飯を頼んでいる。

「いつも悪いな」

「別に気にしないで、私が好きにやってるだけだから」

そういって、手馴れた手つきで調理をはじめ、20分弱で作り終え、食べ始めた。

「そういえば、夜って休みの日って何してるの?」

「ん?基本は出かけてるかな?家にいても暇だし」

「そっか・・・じゃあ土日どっちかあいてる?」

「ああ、日曜なら平気だな」

「じゃあさ、日曜に買い物付き合ってよ」

「何買うんだ?」

「夜の家の調理器具とか材料とかかな?ちょっと古くなっちゃったし」

「おう。それならOKだ!」

そういって、夜を迎えた。

お風呂に入り、歯を磨き、自室に戻り、布団に入った。

「・・・?」

なぜか俺の布団なはずなのに、変な感覚がある。

手のある部分を動かしてみる。

「・・・ぁっ」

やわらかい感覚。そして、部屋はシャンプーのにおい。そして、聞き覚えのある声。

「お前、俺の布団でなにやってるんだ?」

「寝てる」

「なぜ?」

「寝たいから」

「お前の布団もあるだろ」

「おにぃのがいい」

「じゃあ俺はお前の布団で寝る」

「ハァハァ・・・おにぃが私の布団で・・・」

「やめた、下のソファで寝る」

「それはダメ」

「じゃあどけ」

「やだ」

「じゃあな」

俺はやり取りがめんどくさくなったので下に行った。

ちなみに今話してたのは月下星花、俺の妹だ。

ただ、ちょっとわけ有で、極度のブラコン。


そうなって、俺はソファで一夜を過ごした。


~朝~

「なぜお前は俺の上に乗ってるんだ?」

「昨日おにぃが寝たあと忍び込んだ」

「おい、俺の苦労を返せ」

「体ではらうよ」

「よし、やめよう」

「つまんなぃ」

「お前今日の予定は?」

「これから部活」

「そっか、じゃご飯食べるか」

そういって俺は冷蔵庫から昨日つくりおきしてもらったご飯をとりだし、

食べ始め、食べ終わった。

「じゃ、いってくる」

「おう」

「・・・」

「どうした?」

「いってらっしゃいのチューは?」

「ない」

そうして、妹はむすっとした顔で家を出て行った。

時計を見ると7時55分。

「やっべ」

そういって俺は急いで準備し、<リンクスタート>した。


日常編もちょくちょくやろうと思っています。

そして、妹の登場ですね・・・


これからも忙しくなってくると思うので、

またしばらく更新ができない可能性が高いです。

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