第2話
人間の兵士に見苦しいと一蹴、賢い戦い方を恥というと少年は語る。
剣と盾、鎧一式、この時代の旧式、旧体制、旧世代、古い根本的な戦い方。
賢い兵士の戦い方、旧式の戦い方は変わらない。
アンドロイドが100%に賢い兵士の戦い方をするも、人間よりは見苦しくない、作った側は現代人故に名誉も、尊厳もない。
人間の兵士は名誉も、尊厳もない、遮蔽物に隠れ、隙間から銃の弾をばらまく、弾が切れたら帰る。
身長140㎝の少年に恥と言われた側は黙る。
「見苦しいな、おまえ達は人間の恥だ」
背中から聖剣エクスカリバーがはえる、聖剣の聖火解放に焼き払う。
「死体は名誉だ、戦死は名誉だ、見苦しくない死体に変えてやる」
聖火に焼き尽くす、骨も残らない。
月曜日の夜間に睡眠、朝方に起きる。
昔の不良等は人間の戦士の戦い方をする、ヤクザが真正面から長ドスに斬り着ける人間の戦士の戦い方をする。
人間の兵士達を焼き払う毎回、代わりに人間の戦士達を助ける。
火曜日のコボルトキングと一騎打ち。
他の人間の戦士達は戦い。
人間の兵士の戦い方、人間の戦士の戦い方は真逆。
「人間の兵士は多いな」
「人間の兵士は恥だ。あれは賢い戦い方をする恥だ、真正面から戦えない恥だ、チキンの群れは要らない、あれは恥だ」
コボルトキングと一騎打ち、イージスの盾に防ぐ、聖剣エクスカリバーに斬る、コボルトキングは剣を使い弾く。
「プロレスラーが人間の戦士の戦い方をする、マシだ、力士は人間の戦士の戦い方をする、マシだ」
一閃をイージスの盾に防ぐ、片手の聖剣エクスカリバーに斬る。
「聞いていいか人間の戦士」
「聞いていい他種族の戦士」
「人間の戦士の戦い方をする側はマシか?」
「人間の兵士の賢い戦い方より遥かにマシだ」
「人間の兵士の安全圏から射撃しかしない人々を昔話は臆病者と呼んだが、今は名誉と呼ぶのか?」
「銃の時代に生まれた人間の恥だ、名誉ではない、他種族に紹介できない恥だ」
コボルトキングの片手を聖剣エクスカリバーが切り落とす、コボルトキングの宝剣がイージスの盾に弾かれた後、聖剣エクスカリバーがコボルトキングを貫いた。
人間の兵士達は焼き払う毎回、人間の戦士達は助ける毎回。
「遮蔽物に隠れ、隙間から銃の弾をばらまく、チキンの臆病者に用はない」
聖火に焼き払う毎回。
人間の兵士は100万人もいない、人間の戦士は三千万といる。
「人間の兵士に名誉を与えてやる、聖火に死ね、名誉の戦死だ」
人間の兵士達は名誉の戦死を遂げていく。
人間の戦士達は敵に名誉と扱われる。
普段は軍人、戦い方は人間の戦士と真逆、非常に醜悪な戦い方をする、子供に見せられない戦い方が現代人。