何かしらの手違いでモブ男の俺が異世界に召喚された話

箸休めの話

「そういえば、一応おまえ女神なんだろ？？こんなことしてていいのか？？」

「一応とは失礼な！れっきとした威厳ある女神さまですぅ〜。それにおまえじゃなくて、クロノスちゃんっていうかわいい名前があるんだからそっちでよんでください〜。なんならくぅ〜ちゃんとかでもいいんですよ　️？？」

「・・・・・クロちゃん(ぼそっ」

「・・・・・それだけは却下します。」

「クロノスはもしかして暇なのか？？」

「めっっっちゃくちゃ忙しいですよ！忙しすぎてお風呂の栓抜き忘れたり、ガスの元栓閉め忘れたりするくらいですからねっ！」

「それはただズボラなだけだろ...」

「女神の主なお仕事は世界の人々が幸せに過ごせるように見守ることなんです。みんなが平和に過ごせていればこんなことしなくて済むんですよ！それなのに、次から次へと悪い奴が虫のように湧いてきて...ほんとに潰しても潰しても、うじゃうじゃうじゃうじゃ...」

「ま、まあ、女神も大変なんだな...」